ブルージャイアント 6 ビッグコミックススペシャル
作:石塚真一
出版社:小学館
大(サックス)雪祈(ピアノ)玉田(ドラム)の三人はバンドとして動き始めました。
あらすじ
新しいバンドの為、雪祈は作曲を始めた。
大の音を活かせる曲にする為、雪祈は試行錯誤を続ける。
そんな中、雪祈に著名なギタリスト、川喜田元からピアニストとしてオファーが掛かる。
戸惑いながらもオファーを受け、雪祈は川喜田のステージに立った。
ライブは大成功で、川喜田も良かったと雪祈を気に入り、自身のバンドへの参加を打診した。
ギャラの二万円を手に夜の街を歩きながら、雪祈は考える。
自分がジャズに魅かれたのは、クラシックやロックには無い、即興性の中で紡がれる、技術や経験を超えた「超自然的な演奏」を求めたからだ。
公園で大の自転車を見つけた雪祈は、サックスを奏でる音の主のもとへ向かった。
暗闇の中で、無心で演奏を続ける大をみて雪祈は思う。
聴いている側をどこかに連れて行く感覚。
川喜田のバンドでは感じなかった。
自分が求めるそれを感じられるとしたら、こいつしかいないと…
感想
大と雪祈はお互いぶつかりながら、玉田はその二人に追いつこうと必死に腕を磨く。
それぞれがそれぞれを認めながら、なれ合いでは無く上を目指す。
その根底には、ジャズが好きというのがある様に感じます
好きな物は裏切れないし、それに対する態度は真摯になると思います。
まとめ
三人のバンド「JASS」の音は少しずつですが、人々の心に届き始めました。
三人とも負けず嫌いで格好いいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。