漫画

夜光雲のサリッサ 第三巻 あらすじ・感想

投稿日:2019年6月10日 更新日:

バルカン
夜光雲のサリッサ 3 リュウコミックススペシャル

原作:松田未来
作画:※Kome
出版社:徳間書店

イギリスのIOSSから来た車椅子の少年ベンジャミン。
彼の「才能」は瞬間移動。
その能力は、自分を中心に最大半径90メートルの空間を地球上の何処にでも転移出来るというものでした。

全長一キロの巨大天翔体に、国連は核の使用を決定。
ベンは核の使用を食い止めるため、IOSSによる天翔体の撃墜を計画します。

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あらすじ

電磁干渉(バリア)を持つ巨大天翔体へのベンの計画。
それはダンクと忍の駆る新機体サリッサ・プリスティオに搭載されたレールガンによる、上からの攻撃だった。

今までは天翔体に対しての攻撃は、下からのミサイルによる攻撃がメインだった。
サリッサは天翔体の生息域、中間圏まで昇る事が出来る。

上からレールガンで撃ち抜く。
これがベンが考えた作戦だった。

レールガンも察知されるのではという意見に、ベンはその為に僕が居ると返した。

子供達を乗せた戦闘機が次々に離陸する。
大人たちは複雑な思いでそれを見送った。

千里眼のゲイブと未来予知のヴェラ。
二人が天翔体を攻撃し、疲弊させたところにベンの乗った爆撃機プライヴァティアがサリッサと共に転移した。

転移と共に忍が能力を発動させ、サリッサは中間圏に向け急激に上昇する。
一方プライヴァティアは、バルカン・サヴォットを使い、ミサイルを連射した。

引き連れていた天翔体を巻き込み、巨体にダメージを与えたプライヴァティア。

ダメージによる混乱と度重なる戦闘による疲弊。
天翔体の隙をついて、サリッサは必殺の槍を解き放った。

感想

今回は巨大天翔体戦の他、天翔体のルーツが少し語られました。
ダンクの体が何故、人と違う異質なものなのか、少し分かった気がします。

今回はベンの瞬間移動の他、発火能力を持つダプネが登場します。
今までは間接的な才能でしたが、彼女は直接天翔体を攻撃できます。

足の悪いベンの能力が瞬間移動だったり、ダプネの能力が発火だったりするのは、彼らが無意識に求めた力なのかなと少し思いました。

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まとめ

今作ではサリッサのデビュー戦となる、巨大天翔体「アルマ・ナビス」との戦いが描かれました。
新しいタイプの天翔体も登場し、戦闘はより高高度での物に移行していくようです。

この作品はCOMICリュウでも一部閲覧可能です。
原作者の松田未来さんのTwitterはこちら
漫画担当の※KomeさんのTwitterはこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イメージはpixabayのGigglekidによる画像です。
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