風都探偵 6 ビックコミックス
脚本:三条陸
作画:佐藤まさき
原作:石ノ森章太郎
監修:塚田英明
クリーチャーデザイン:寺田克也
出版社:小学館
仮面ライダーWの正統続編。
テレビシリーズのその後を描く作品です。
あらすじ
自身の過去と向き合い、乗り越えようとする老人、廉太郎との出会いはときめの心に勇気を与えた。
彼女は自分の過去を受け止める為、翔太郎にガイアメモリーやミュージアム、全てを知りたいと話す。
翔太郎は事の起こりと言える、ビギンズナイトについてときめに話す事にした。
翔太郎とおやっさん、鳴海壮吉との出会いは、まだ翔太郎が小学生だった頃まで遡る。
街の歌姫のコンサート。そこに現れたドーパントに一歩も引かず、依頼人である歌姫を守った男。
それが鳴海壮吉だった。
一目でその姿に憧れた翔太郎は、事務所を尋ね弟子入りを望む。
休業中だと断るが翔太郎は諦めない。
余りのしつこさに根負けした壮吉は、翔太郎を事務所に招き入れ話を聞いた。
だが祥太郎のおやっさんみたいに、蜘蛛男を倒して歌姫を守りたいという言葉で、壮吉の心に苦い思いが沸き上がる。
壮吉は翔太郎を事務所から追い出し、暗い事務所の中で一人椅子に腰かけた。
壮吉が倒した蜘蛛男は彼の相棒だった。
街の平和を守る為、壮吉は相棒を失い事務所を閉めていたのだ。
そんな事を知らない翔太郎はなにが壮吉の怒りを買ったのか分からぬまま、詫びの為に手に入れたコーヒー豆を持って事務所へ向かおうとしていた。
その道中のはるかぜ公園で地面から巨大な昆虫の足がのぞく。
足はディナーを見つけたと口にした。
感想
今回は翔太郎と師匠の鳴海壮吉の出会い、そしてTVシリーズの冒頭、翔太郎とフィリップの出会いが描かれました。
TVシリーズでは、登場シーンの少ない壮吉と翔太郎の日々や、スカルの戦闘シーン等、原作ファンにはたまらないエピソードでした。
鳴海壮吉、カッコいいよ。
まとめ
TV版ではいきなり死んでしまう、おやっさんの活躍が描かれたエピソードでした。
おやっさんのコーヒーが不味いのは、工藤俊作からの流れかなと思いました。
作画担当の佐藤まさきさんのTwitterはこちら。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。