風都探偵 1 ビックコミックス
脚本:三条陸
作画:佐藤まさき
原作:石ノ森章太郎
監修:塚田英明
クリーチャーデザイン:寺田克也
出版社:小学館
仮面ライダーWの正統続編。
テレビシリーズのその後を描く作品です。
あらすじ
左翔太郎とフィリップは、変わらず風都で探偵を続けていた。
一人埠頭でハードボイルドを気取っていた翔太郎の前に、謎の美女が現れる。
一目で彼女に魅かれた翔太郎だが、その女性は夜の埠頭に消えた。
事務所に戻り依頼人に会った翔太郎は、依頼人の坪崎は魔女を探して欲しいと口にした。
どうやら魔女とは翔太郎が見た美女の事のようだ。
彼女は不思議な力で坪崎から鞄を盗んだらしい。
坪崎は女を追ったが、その足は宙を飛ぶように速かったという。
坪崎は女を見失い、夢中で追ううちに完全に迷ってしまっていた。
一時間程彷徨い、ようやく見覚えのある場所、夕凪町のT字路に出た坪崎だったが、ふと振り返ると自分が歩いて来たはずの道は、行き止まりになっていた。
翔太郎は坪崎のもう一つの想い、彼女に会いたいという事を感じ取り、魔女探しに乗り出した。
感想
脚本、監修がテレビシリーズを担当した、三条さんと塚田さんの為、雰囲気そのままで続編が楽しめます。
メインストーリーは記憶を無くした美女「ときめ」と彼女が深く関係しているであろう、裏風都の謎を追いながら展開していきます。
寺田克也さんのドーパントデザインも、実写では再現の難しい漫画独自の物となっています。
仮面ライダーWは放送当時から大好きだったシリーズなので、続編が見られる事は本当に嬉しいです。
まとめ
作品はメインストーリーを追いながら、事件を解決していくTV版と同じ構成になっています。
Wが好きだった方なら、きっと満足できる作品です。
作画担当の佐藤まさきさんのTwitterはこちら。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。