童子軍鑑 2 ヤングジャンプコミックス
著:小田世里奈
出版社:集英社
帝国から一人逃れたフェイは、落ち延びた先で出会った少女ナギの案内で、東の国イーストガーデンに辿り着きます。
そこで出会った王子マルクとの出会いが、フェイの運命を変えていきます。
あらすじ
イーストガーデンの王子マルクは、その優しさを利用され街に敵を招き入れてしまう。
それに合わせて帝国軍は街に侵攻、イーストガーデンは炎に包まれた。
フェイはナギと落ち合い、兵士と共に帝国兵と戦い始める。
一方マルクは、騎士団長のダニオロと共に、父である国王ハロルドが帝国の使者マグリットにより拘束され、処刑される場面に立ち会ってしまう。
自分の失態で招いた父の窮地と、信頼していた者の裏切りにより、絶望の淵に立たされるマルク。
死を望んだマルクに、ハロルドは語り掛ける。
帝国の様に力と恐怖で民を支配するのではなく、徳をもって民を救え、お前は王の器だと告げた。
ハロルドの言葉で、生きる事を決意したマルクだったが、周囲は帝国の怪物に囲まれていた。
一斉に襲い掛かってきたゴブリンを斬り伏せたのは、駆け付けたナギだった。
彼女と共に行動していたフェイも合流し、帝国から逃げ延び、彼らを打倒する為の戦いが始まった。
感想
この物語はフェイ達ノームが解読した書物から作り出された、様々な武器や兵器が登場します。
今後、旅が続く中でどんな物が登場するのか気になります。
今回は火牛や和弓、戦車(現代のMBT等では無く馬に引かせる物)が登場しました。
帝国は書物から発掘した武器や兵器を、実験的に使っている感じでしょうか。(使ってみていけそうだったら採用みたいな)
フェイは日本の書物を多く翻訳していたようなので、戦略や武器も日本に偏っているのかなと感じました。
まとめ
二巻ではハーフエルフが登場しました。
今後、エルフやドワーフも、主要人物として仲間になるのかな等と考えてしまいます。
ドワーフがミスリルで作った銃とか少しワクワクします。
この作品はとなりのヤングジャンプにて一部無料で閲覧いただけます。
作者の小田世里奈さんのTwitterはこちら
最後までお読みいただき、ありがとうございました。