漫画完結作品

白暮のクロニクル 第十巻 あらすじ・感想

投稿日:2019年6月2日 更新日:

クリスマスツリー
白暮のクロニクル 10 ビックコミックス

著:ゆうきまさみ
出版社:小学館

桔梗凪人(茜丸)が羊殺しの真犯人だと断定した魁達ですが、足取りは依然として不明でした。
そんな時、あかりの行方が分からなくなったと連絡が入ります。

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あらすじ

羊殺しの被害者の共通点。
それは大柄な女性ではないかと、当たりを付けた魁。
伏木あかりは180センチを超える身長だ。

まさかそんな事でと自分の予想を打ち消す魁のもとに、久保園から連絡が入った。
別の外勤職員が、新宿のアドホック前であかりを見かけたらしい。

彼女は小柄な少年と、歌舞伎町方面に消えたというのだ。
茜丸だと焦る魁に、捜索の応援として呼んでいた巻上が、諦めないで何度も電話を掛けてみろと促す。

巻上の言葉で、それもそうだと魁はあかりに電話を掛ける。
繋がった先は茜丸だった。

あかりがそこにいるのか尋ねる魁に、彼はいますよーと軽い調子で答える。
何をするつもりか問い質す魁に、茜丸は殺害をほのめかす言動を続けた。

茜丸は24日にあかりを殺害する事を、におわす言葉を残し電話を切った。

人海戦術での捜索や、あかりの携帯のGPS信号から居場所を追うが、それは茜丸の罠で携帯はコンビニの配送トラックから発見された。

捜査は進まず、果ては茜丸からの電話で、内通者のいる疑いも浮上した。

誰も信じられない状況で、魁は茜丸とあかりの居場所の割り出しにかかる。

携帯は茜丸の罠だったが、トラックに乗せる為には配送ルート上のどこかでトラックに接近しなければならない。
魁は二人が新宿駅に向かった事から推測し、荻窪に当たりを付け、一人按察使文庫を飛び出した。

感想

今回は羊殺しの真犯人、茜丸との直接対決が描かれます。
捕らえられたあかりを救う為、魁は奔走します。

茜丸はあかりとの会話の中で、殺人が面白いからやっているのでは無く、やらないといられないからやっていると語りました。

彼の中では何かを殺す行為は、息をするのと同じレベルなのかもしれません。

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まとめ

ずっと追い続けた羊殺しの犯人、彼を前にして魁のとった行動とは…。
次巻で物語は完結です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イメージはpixabayのJoseph Kenによる画像です。
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