漫画完結作品

ノー・ガンズ・ライフ 第五巻 あらすじ・感想

投稿日:2019年5月17日 更新日:

床屋
ノー・ガンズ・ライフ 5 ヤングジャンプコミックス

著:カラスマタスク
出版社:集英社

反拡張主義を掲げるスピッツベルゲンの実行部隊として、活動しているとされるメアリーの兄ヴィクター。

彼の真意を知る為、十三はメアリーと共に彼の行方を追います。
ある事件で知り合った左手のみの拡張者「レフィティ」の仕草から、十三はレフティを操っているのがヴィクターではないかと気付きます。

レフティの後を追った二人は狂気を孕んだヴィクターとの再会を果たしました。

広告

あらすじ

十三は過去にヴィクターに依頼されたメアリーを守ってくれという言葉を実行するため、彼と対峙した。
ヴィクターとの再会を願い続けたメアリーの想いを守るため。

解体者ヴィクター、その技は凄まじく触れるだけで拡張者をバラバラに分解できる。

彼の操る拡張者たちに気を取られた十三は、ヴィクターの接近を許し、その技を受けてしまう。
ヴィクターは語る、十三がガンスレイブユニットの力を使わない訳を。

ヴィクターは十三を同胞殺しと呼び、その事が彼の心に影を落としていると話した。
そして自分の目的のため、十三の意識を刈り取ると口にした。

メアリーは思う、優しかったヴィクターはどこに行ってしまったのかと。
彼に再会した時、自分にも居場所が出来たと言いたかった。

ヴィクターを止めるため、メアリーは胸に装備していたロケットを発射した。
ロケットはメアリーを拘束していたヴィクターの解体兵器スコペンドラを破壊し彼に迫った。

ロケットを一瞬で解体したヴィクターだったが、ロケットの爆発が視界を遮る。
その隙をついて十三が背後に迫った。
十三が放ったヒュンケファウストはヴィクターの左腕を吹き飛ばした。

しかしヴィクターは残った右腕を使い、十三の右腕を解体した。
両腕を失った十三だったが、彼の狙いは別にあった。
彼はヴィクターの右腕に噛みついた。

十三はヴィクターの腕を封じる為、自分の右腕を犠牲にしたのだ。
煙の中から腕が伸び、十三の頭のグリップを握る。

ハンマーを起こしたメアリーは、ヴィクターを止めるため引き金を引いた。

感想

今回は、あらすじで書いたヴィクターのお話の他、男の夢を叶える為活動を続けるおじさんの話、そしてこの物語では珍しい、夫婦の愛を描いたお話の三本です。

三つ目のお話で登場するエドムントは頭と右腕がバイクで、格好も武器も暴走族っぽいキャラクターです。
彼と奥さんの会話は激アマで、十三の感想「なんだこりゃ」がとても良くわかります。

広告

まとめ

物語が進むにつれ、十三の過去やガンスレイブユニットの本当の力が少しずつ分かってきました。
今回は十三はもとより、メアリーがとても格好良い回でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イメージはpixabayのTheoRivierenlaanによる画像です。
広告

-漫画完結作品
-, , ,

関連記事

菜の花畑

やさしいヒカリ 第三巻 あらすじ・感想

やさしいヒカリ 3 アフタヌーンKC 作:中村ひなた 出版社:講談社 都会に疲れたサラリーマンの離島での生活を描いたこの作品も、この巻で完結です。 お互い相手の事を大切に感じていながらも、それをハッキ …

水上バス 夜景

バクちゃん 第二巻 登場人物・あらすじ・感想

バクちゃん 2 ビームコミックス著:増村十七出版社:KADOKAWA 夢の無くなった母星から移民として地球へとやって来た、バクに似た宇宙人の少年の物語。 登場人物 日遠都市男(ひとお としお)専門学校 …

車椅子

BADDUCKS バッドダックス 第四巻 登場人物・あらすじ・感想

BADDUCKS バッドダックス 4 webアクションコミックス 著:武田登竜門 出版社:双葉社 組織の若者、リサの血から精製した毒を打たれたヤンとヤオに見つかる等、トラブルもありながらモーガン達はリ …

きつね

土地神と、村で一番若い嫁 第一巻 登場人物・あらすじ・感想

土地神と、村で一番若い嫁 1 著:あらをか青い 出版社:一迅社 とある村の土地神様が長年独り身でいた事を寂しく思い、村人に嫁の世話を頼みます。 諸々を考え彼が出した条件は村で一番若い女性。 やって来た …

狐

978-4 キューナナハチヨン 第四巻 登場人物・あらすじ・感想

978-4 キューナナハチヨン 4 ヤングキングコミックス 著:ヤマモトマナブ 出版社:少年画報社 北海道のとある神社の敷地内にある書店。 朝日河神社書店。その本屋では神様の導きで必要な本と巡り合う奇 …

DMMコミックレンタル

広告
広告
田中
読んだ本の紹介等しています。
本を選ぶ際の一助になれば幸いです。