座敷娘と料理人 1 ガンガンコミックスONLINE
著:佐保里
出版社:スクエアエニックス
レストランでバイトする菅波多緒(すがなみ たお)はバイトの先輩、大塚から高額報酬の怪しいバイトを紹介されます。
内容は田舎の旧家の日本家屋で一週間掃除とお供え物を作る事。
怪しさを感じつつも多緒は報酬につられそのバイトの面接に向かいます。
面接には合格し多緒はネット環境のない田舎の屋敷を訪れるのでした。
あらすじ
屋敷は大きく家の中をキョロキョロと見て回っていると、彼の目に一瞬なにかが映った。
不気味さを感じながら台所へ向かい、多緒がお供え物のついでに自分用にもう一品作ろうかと口にすると彼の耳に「妾も」と聞こえた。
完全になにかいると悟った多緒は、大塚のアドバイスに従いすべて無視する事にして作業を続けた。
ちょっかいを出されながらも、無視をして料理を続けていると膝の後ろを定規で突かれる。
体勢をくずし倒れた多緒の顔の横に、手から放り投げてしまった包丁が突き立った。
あぶねーだろうがと思わず口にした多緒をおかっぱ頭の和服を着た少女が満面の笑みで見ていた。
「やっと口聞いてくれた!」
ばっちり見てしまった多緒は幽霊や妖怪の類と推測し、無視して仕事を終えさっさと寝てしまう事にした。
しつこく話かけてくる少女を無視しお供えを運び台所で寝袋に入り就寝した多緒だったが、起きた時も彼女は多緒のすぐそばに座っておはようとあいさつをする。
その後もずっと見られ続ける事に耐えられなくなった多緒は、彼女の存在を認め会話を始めるのだった。
感想
座敷神の姫様は彼女の存在を見る事が出来る人間が限られており、田舎の屋敷で一人ぼっちで過ごしていました。
そんな折、久しぶりに多緒という彼女を認識できる人間がバイトで屋敷を訪れます。
彼女の純粋で優しく、そして食いしん坊で寂しがり屋な所に多緒は魅かれている様に思います。
まとめ
多緒は家の管理と料理を担当しているので、この作品には様々な料理が登場します。
今回は読んでいて月見うどんが食べたくなりました。
この作品はこちらで一部無料で読む事が可能です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。