漫画

ダンジョン飯 第七巻 あらすじ・感想

投稿日:2019年4月14日 更新日:

ラムチョップダンジョン飯 7 ハルタコミックス
作:久井諒子
出版社:KADOKAWA/エンターブレイン

呪いにより猫と魂が混ざり合ってしまった忍者、イツヅミを加え一行はファリンを取り戻すため、狂乱の魔術師を探して迷宮を進みます。

レッドドラゴンと、初めて遭遇した場所に辿り着いたライオスたちでしたが、そこは凍てつく氷の洞窟に姿を変えていました。

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冒頭部分あらすじ

前回の戦いで放置した荷物は魔物に荒らされていたが、食料以外は残っていた。
イツヅミは落ちていた金貨を懐に入れようとした所をチルチャックに見つかり、その際のやり取りで険悪になる。

氷の中に魚を見つけたライオスたちは、ライオスとマルシルの二人で魔術を使い氷を溶かす事にした。

ライオスが魔法陣を描き、マルシルが魔力を込める。
魔術が発動するとセンシの乗っていた氷の塊が突如動き出した。

出現したのはアイスゴーレム。
センシが上層で落とした核が、水で運ばれここまで流れ着いたようだ。
ライオスは、ゴーレムの叫びで降り注いだつららからマルシルを庇って負傷。

イツヅミが攻撃を仕掛けるが、ゴーレムを倒すには核を破壊するしかない。
チルチャックが核を見つける間、イツヅミが囮になってゴーレムを惹きつける。

イツヅミがチルチャックに文句を言った瞬間、弓矢を構えたチルチャックが矢を放った。
放った矢はゴーレムにヒットしたが、乾いた音を立てて跳ね返される。

チルチャックに怒るイツヅミに、彼は矢が当たった場所を見ろと告げる。
彼が傷付けた場所には、ゴーレムの核が埋まっていた。

倒し方さえわかればとイツヅミは落ちた矢を手に、ゴーレムの攻撃を躱しつつ飛び核に矢を突き立てた。

ゴーレムは倒せたが一行の体は冷え切っていた。
マルシルの魔法陣で暖を取り服を乾かすため裸になる。
氷漬けの魚を溶かした際、蒸気が出たので、マルシルがサウナを提案し体を温めつつ食事を作った。

イツヅミはセンシに食事のマナーを窘められたことで、苛立ちを感じるが、チルチャックに彼の作った鞄を渡され、獣呼ばわりした事への謝罪と、団体行動は窮屈だがいい面もあると諭される。

イツヅミは渡された鞄を抱え少し考えるのだった。

感想

イツヅミは獣の魂の所為か、考え方や行動が猫のように思うがままでかなりヤンチャです。
反応が家の猫まんまで読んでいると癒されます。

彼女が黄金郷でマルシルに甘える所などは、機嫌のいい時の猫そのものでとても可愛かったです。

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まとめ

今回は、西方エルフの迷宮制圧部隊カナリアや、狂乱の魔術師により迷宮に囚われた黄金郷で暮らす人々、そしてセンシの過去が描かれました。

センシの過去はウミガメのスープを思い出させるものでした。
彼が食事にこだわる理由も垣間見える気がします。

お読みいただき、ありがとうございました。

※イメージはPixabayのSharon Angの画像です。
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