漫画完結作品

ルート ~雪の王国 目覚める星たち~ 第三巻 あらすじ・感想

投稿日:2023年4月30日 更新日:

本
ルート ~雪の王国 目覚める星たち~ 3 KCデラックス

著:秦和生
出版社:講談社

母親である王妃に学ぶことを制限され、王への即位も止められているノルン王国の王子、エミル。
彼は現状を何とかしようと語学に精通した書庫係の少女、ルートに教師役を頼む。
彼女との秘密の勉強会は、王国議員でありエミルの異母兄弟でもあるルートの兄、ラーシュの知るところとなった。

そのラーシュの導きでエミルは王妃の独裁に反対する議員の集会へと参加。
王になり王妃をなんとかする事を決める。

そんな時、北の国から王位継承者であるイェールハルド王子がノルン王国を訪れ……。

広告

あらすじ

故郷である南の国と通じ、ノルン王国を売り渡そうとしている王妃。
そんな王妃の陰謀を止めるためには、自身が王となり国を導くしかない。

ただ、賄賂などにより王妃の側につく者も多いのが現状だ。
そんな者たちにも自分が王国の正当な王であると示すため、エミルは王国を訪れた北の王子、イェールハルドの協力を求める事に決めた。

半島は北、中央、南の三つの国に分かれている。
軍事国家である南がノルン王国を飲み込めば、次に狙われるのは北の国となるだろう。
ノルン王国の存在は北の国にとって盾となるはず。

王城内に張り巡らされた秘密の通路。
それを通ってエミルはイェールハルドの居室に出向き、そこで話をするつもりだった。

だが、空想の友人だと思っていた者が実はイェールハルドだったと気付いたルートの兄、ラーシュは自由でフットワークの軽い彼の性格から、自室で大人しくしていないかもと危惧。

エミルの計画を変更し、自らイェールハルドの部屋に通路を使い赴き、彼と通訳の女性をエミルの部屋へと導くのだった。

感想

今回はノルン王国を訪れた北の国の王子、イェールハルドとラーシュの過去から始まり、イェールハルドとエミルの話し合い、王の物語と勉強、ルートの願い、王座の奪還等が描かれました。

語学の才女、ルートとお飾りの王子エミルの物語はこの巻で完結。
個人的にとても好みのお話だったので、三巻完結はすごく残念です。

王妃を幽閉し王に即位したエミルがこの後、どんな風に民を導いていくのか。
ルートが願った学校づくりや、北の王子、イェールハルドとの今後の他、南の国との事など、気になる事ばかりで三巻は序章がようやく終わったという感じで、これからもっともっと面白くなるだろうと思っていたのですが……。

ともかくとして、秦さんの次回作を期待して待ちたいと思います。

広告

まとめ

この巻のラスト、北の王子、イェールハルドはルートの兄、ラーシュとの再会を果たします。
過去に接点のあった様子の二人。
彼らの邂逅が物語にどんな影響を及ぼすのか。
次巻も読むのが楽しみです。

この作品はPalcy(パルシィ)にて第一話が無料でお読みいただけます。
作者の秦和生さんのTwitterアカウントはこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イメージはPixabayのPexelsによる画像です。
広告

-漫画完結作品
-, ,

関連記事

銭湯

相続探偵 第五巻 登場人物・あらすじ・感想

相続探偵 5 イブニングKC 原作:西萩弓枝 漫画:幾田羊 出版社:講談社 老舗和菓子店「鳳凰」の主人、百万遍紘一(ひゃくまんべん こういち)の残した遺言、鳳凰の名前は紘一の正妻の子、正臣(まさおみ) …

ぽんこつポン子 第四巻 登場人物・あらすじ・感想

ぽんこつポン子 4 ビッグコミックス 作:矢島圭太 出版社:小学館 ゲンジの孫娘ゆうなも日坂町の住民達と交流し、のんびりとした田舎町の暮らしにも慣れてきました。 登場人物 あかねの親父 スーパー海山の …

自転車

オオカミライズ 第四巻 あらすじ・感想

オオカミライズ 4 ヤングジャンプコミックス 著:伊藤悠 出版社:集英社 少年時代、収容施設で私刑で小さな箱に閉じ込められたアキラとケン。 飢えと渇きで苦しむケンに、アキラは傷付いた左手から滴る血と肉 …

和菓子

相続探偵 第四巻 登場人物・あらすじ・感想

相続探偵 4 イブニングKC 原作:西萩弓枝 漫画:幾田羊 出版社:講談社 将棋店「かおる堂」の主人、加藤香車(かとう きょうしゃ)の遺言の一件を無事解決した灰江(はいえ)。 彼への次なる依頼は老舗和 …

鉢植え

ロスト・ラッド・ロンドン 第三巻 登場人物・あらすじ・感想

ロスト・ラッド・ロンドン 3 ビームコミックス著:シマ・シンヤ出版社:KADOKAWA 市長殺人事件の捜査を主導しているグラントの方針から、警察の家宅捜索を受けたアル。刑事のエリスからそのままにしてお …

DMMコミックレンタル

広告
広告
田中
読んだ本の紹介等しています。
本を選ぶ際の一助になれば幸いです。