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よふかしのうた 第十五巻 登場人物・あらすじ・感想

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よふかしのうた 15 少年サンデーコミックス

著:コトヤマ
出版社:小学館

幼馴染で友人のマヒルを追って北海道への修学旅行に参加したコウ。
彼は吸血鬼と思われる少年と出会う。
その時はコウがいたためか少年はクラスメイトの藤原サキに写真を渡しその場から消えた。
しかしコウは、その様子に何とも言えない違和感を感じていた。

そして夜、宿泊した旅館から少年と会った時に一緒にいたクラスメイト、藤原サキが消えていた。

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登場人物

七草ハルカ(ななくさ はるか)
コウが修学旅行先の北海道で出会った吸血鬼
白髪口ぼくろの少年。
多くの女性と付き合い、ヒモとして生活している。
コウのクラスメイト、藤原サキ(ふじわら さき)を呼び出し血を吸おうとした。
ナズナの親、七草ハル(ななくさ はる)の眷属。

あらすじ

夜、旅館の中を散歩していたコウの耳にアキラ達の声が聞こえてくる。
話を聞けば同室のサキがおらず、ラインも未読のままらしい。

コウは謝りつつ女子部屋に入り、サキのカバンを躊躇なく開けた。
少年と別れた時に感じた違和感。
サキが受け取った写真の裏には遊びへの誘いと簡単な地図が描かれていた。

「俺がさっちゃんを連れて帰る。先生達には言わないでいい」

アキラたちにそう告げ、コウは自分たちの部屋に戻るとウエストバッグを身に着け、同室の男子に先生聞かれたらテキトーにごまかしておいてと言い残し、半吸血鬼化して夜の街へと飛んだ。

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感想

今回は吸血鬼の少年、ハルカに呼び出されたサキのエピソードから始まり、ハルカVSコウ、ナズナの母、ハルの眷属だったハルカ、弱点である思い出を燃やすマヒルと燃やせなかったスマホ、ハルとキクが求めたもの、人間に戻る方法、キクの恋、マヒルとコウなどが描かれました。

今回はその中でもキクが語った吸血鬼から人間に戻る方法が興味深かったです。

キクの推測なのですが、人間に戻る方法は誰かに恋をするというものでした。
ナズナを生み死んだというハル。
彼女はナズナの父親に恋をし、人に戻ったから死んだのか。

マヒルにときめきを感じている様子のキク。

彼女も人に戻るのか。
吸血鬼が人間に戻った時、なにか副作用的なものはあるのか。

色々、気になります。

まとめ

この巻のラスト、ようやくマヒルと再会したコウ。
ですが、その姿は狂気じみていてマヒルは全力で逃げ出します。

二人がきちんとお互いの腹の内をさらけ出し、話し合う事が出来るのか。
次巻が楽しみです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この作品はサンデーうぇぶりにて一話二話が無料で閲覧いただけます。
作者のコトヤマさんのアカウントはこちら

※イメージはPixabayのrafael pedroによる画像です。
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