異剣戦記ヴェルンディオ 4 裏少年サンデーコミックス
作:七尾ナナキ
出版社:小学館
異剣と呼ばれる力を持つ剣を巡る拠点防衛ファンタジー、第四巻。
少女モルカナを教祖として生まれたムンディマ新教団。
当初は行き場のない人々の避難場所のような性格の組織だったが、異剣の存在が教団を暴力と数の力で全てを奪う、狂信者組織へと変化させた。
そのムンディマ新教団、五万がクレオ達が暮らす古城に迫る。
登場人物
グラドン
ムンディマ新教団幹部
髯で体の大きなの男。
幻術を操る異剣の使い手で精神攻撃を得意とする。
ビペラ
ムンディマ新教団幹部
赤髪ツンツンの鋭い目つきの男。
雷の術と水属性の異剣を使う剣士。
タルンバ
ムンディマ新教団幹部
四角顔の巨漢。
土属性の異剣使い。
インビア
ムンディマ新教団幹部
褐色の肌でオカッパの女性。
闇属性の異剣使い。
あらすじ
五万のムンディマ新教団の軍勢。
その五万の軍勢を元の姿に戻れば余裕とコハクは言い切った。
大人だった頃のコハクの強さを知るクレオは納得したが、大人のコハクを知らないサフィーアは混乱する。
そんなサフィーアにクレオはめちゃくちゃ強くなるんだと説明。
ただ、コハクが大人の姿になるには最低でも1日はかかるらしい。
ムンディマ新教団の到着は知らせてくれた新国家ファルカの異剣使い、タロウベの話では一日掛からないらしい。
コハクが戻るまでの時間稼ぎが必要だ。
クレオ達は古城へつながる道を岩で塞ぎ、籠城戦で時間を稼ぐ事を決めた。
感想
今回はクレオ達の暮らす古城を拠点にするため、ムンディマ新教団の軍勢が古城へと押し寄せました。
苦労して作った自分たちの家を守るため、クレオ達はコハクが力を取り戻すまでの間、薬物の力で恐怖を感じない信者と異剣使い達を相手に防衛戦を繰り広げる事となります。
今回は一巻丸っとムンディマ新教団との闘いの様子が描かれました。
少数精鋭でクレオの指揮の下、防衛戦を繰り広げた一行でしたが、数の力に押され追い込まれる事になります。
なんというか、力を持った異剣が主題の作品なので戦いがメインになるのは仕方ないですが、個人的には平和にのんびり酒場を営んでいるシーンがやっぱり好きだなぁ。
まとめ
この巻でムンディマ新教団との闘いは決着がつきました。
次巻では私が好きなのんびり、ほのぼのなシーンも見れるのでしょうか。
ともかくとして、次回も楽しみです。
この作品は裏サンデーにて一部無料で閲覧いただけます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。