ふたりエスケープ 4 百合姫コミックス
著：田口囁一
出版社：一迅社
締め切りに追われ現実から逃げたい漫画家の後輩（黒髪ロングオタク女子）と無職で今現在、現実逃避中の先輩（ユルフワロングそばかす小っちゃい女子）による日々を描いた作品、完結巻。
登場人物
田村あかり
多分、人気声優
この度、30回目の16歳の誕生日を迎える事となった。
ちくわぶ
猫が飼いたい後輩が考えたエア猫
空想の産物だったが、本当に猫がいるように振舞う事で二人の中ではちくわぶの存在感は強くなっていき……。
あらすじ
明日は後輩の推し、田村あかりの誕生日。
その握手会を楽しみに布団に入った後輩。
先輩も明日は大好きなゲーム、メガテソVの配信日とあって、同じく早めに床についた。
しかし、明日が待ちきれない二人は興奮しなかなか寝付けない。
しかも、相手が先に寝るのが嫌な二人は、お互いに眠りを邪魔し合い結局寝たのはかなり遅い時間となった。
次の日というか、その日の早朝。
目覚めた先輩は洗顔中、頬に落書きされている事に気付く。
やられたらやり返すスタイルの先輩は、後輩の頬に落書き。
ギリギリに目覚めた後輩はその事に気付かず、推しの握手会へと向かったのだった。
感想
今回は冒頭の眠りたいのに眠れない話から始まり、架空の猫、ちくわぶ、YouTuberになりたい後輩、喧嘩しよう、伊豆で車中泊、伊豆アンモナイト博物館、失う悲しさ、打ち切りとふたりエスケープ等が描かれました。
先輩と後輩による現実逃避漫画もこの巻で完結。
ほのぼのとした二人の現実逃避の日々が読んでいて楽しかったです。
まとめ
可愛いだけが取り柄の女、先輩がなんだか男前で、それに振り回される後輩の姿が楽しい作品でした。
田口さんの次回作も楽しみに待ちたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この作品はpixivコミックにて一部無料でお読みいただけます。
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