ザ・ファブル The second contact 6 ヤンマガKC
著:南勝久
出版社:講談社
紅白組(くじらぐみ)の組長、松代に襲われたヨウコ。
その事を知った田高田/タコは悩みながらもヨウコに連絡を入れた。
その連絡を見たヨウコは真黒組のクロに送ってもらい、タコの下へ向かった。
ヨウコを送り彼女とタコの逢瀬の間、車で待機していたクロにルーマーの毒使いが近づき……。
登場人物
黒髪ツインテールの女
レンタルおっちゃんで恋愛相談がしたいとユーカリを呼び出す。
茶髪ショートの女
ユーカリを呼び出した女の友人
黒髪の女の付き添いとして、公園に現れた女。
二人はどちらも女子校に通っていたため、恋愛経験が乏しく男性の意見を聞きたいとユーカリをレンタルした。
あらすじ
タコから連絡を受けたヨーコを送り、車で待機していたクロ。
そのクロにルーマーの毒使いが接触。
ヨーコが襲われた手口を聞いていたクロは、男がルーマーだと気づきすぐに車を発進させた。
しかし、その時には毒使いの指輪の針からクロの体には毒が注入されていた。
飛びそうになる意識をなんとか保ち、車を走らせていたクロだが、毒の威力は強く、ふらつき対向車線のトラックをよけようとハンドルを切った事でスピン。
なんとか車を停車させたが、これ以上運転を続ける事は出来ないと車から降り地面を這いながら道路脇の茂みの中へ逃げ込んだ。
そんなクロ追うルーマーの毒使いともう一人の前に、覆面の男が現れ……。
感想
今回はヨーコを送り届けたクロへのルーマーの襲撃から始まり、松代と木志田(きしだ)、ヨーコとタコとお帰りとただいま、アキラとルーマー、新たな六人の殺し屋とレンタルおっちゃん依頼、服交換とアザミ、ルーマーとユーカリ、夜の公園の戦いの始まり等が描かれました。
その中でも今回はユーカリへの攻撃を起点に本格的に始まった、ルーマーとの戦いが印象に残りました。
殺し屋の練度で言えば、アキラを筆頭にファブルに軍配が上がりますが、その差を数で埋めるルーマー。
また、その殺しのスタイルも様々。
この巻で登場した二人の殺し屋の他、まだ姿の見えない新たな四人の殺し屋。
彼らがどんなスタイルなのか、次巻が楽しみです。
まとめ
この巻では木志田の真黒組に対する裏切りも描かれました。
松代に取り入ろうとして、タイミングが遅すぎバッサリと切られた木志田。
なんだかプライドだけは高そうな木志田がどう動くのか、そちらも気になります。
この作品はヤンマガwebにて一部無料でお読みいただけます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。