ゴリせん ～パニックもので真っ先に死ぬタイプの体育教師～ 4 ヤンマガKC
著：酒井大輔
出版社：講談社
タイトルが示す通り、フラグを立てまくりで死を予感させつつも、絶対に死なない無敵の教師の姿を描いた、フラグへし折りコメディ。
登場人物
丹羽出ジョシュア（にわで じょしゅあ）
高校生男子
学校で見る不気味な影に怯え、噂で聞いた「怪奇の部屋」を訪れる。
芥メイン（あくた めいん）
古今東西の怪奇を集める事を趣味としている「怪奇の部屋」の主人
モノクルをかけた前髪を染めた青年。
ジョシュアの依頼で冒頭高校を訪れるが……。
極上の怪奇
自分を見たジョシュアに憑りついた悪霊
髪の長い異形の姿の怪異。
牧駒練造（まきこま れんぞう）
ゴリせんのクラスの女子、牧駒レイの祖父
白髪で禿頭、左目に刀傷を持つ老人。
巻き込まれ体質のレイは彼から護身術を習うのだが。
冥界の帝王
「生アルモノ 全テ滅スル」をテーマに活動している異世界から来た怪物。
牧駒怜太（まきこま れいた）
レイの父
トラックに巻き込まれ入院中。
豪井蝶絶（えらい ちょうぜつ）
摩滅衆の幹部
ゴリせんに負けた摩滅衆の一人、須磨歩（すま あゆむ）の師匠。
妖刀
資料室に保管されていた刀
持った者を操り人斬りを行う。
藻武沢（もぶさわ）
冒頭学園の英語教師
黒髪七三眼鏡の男性教師。
銀行強盗
二人組の銀行強盗
警察に追われ冒頭学園に逃げ込む。
浦木サイゴ（うらき さいご）
異能者を導く事を目的にした集団「南極星」の一人
黒髪眼鏡の青年。
南極星のリーダー、ポーラを冒頭町に再び呼んだ。
双子座のジェミニ
南極星十二星将の一つ。
黒髪六四分けの双子。
異能者を求め、レイ達の前に現れた。
ケイト・インプリー
アメリカオバイオ州に渡ったゴリせんの通訳兼案内役
黒髪で褐色の肌の美女。
あらすじ
いつものようにレイが遅刻ギリギリで登校すると、珍しくボーっとした様子のゴリせんを見かけた。
何か考え事をしていたらしいゴリせんに驚きつつも、チャイムの音を聞いたレイは慌てて教室へ向かった。
その後のホームルームで、ゴリせんは生徒たちに話があると告げた。
「来週からアメリカの高校に行くことになりました。伝えるのが遅くなって申し訳ない」
生徒たちが驚くなか、ゴリせんは学園の提携校で勉強してくる事を話した。
そんな中、教室の扉が開き、覆面を被った男が現れる。
覆面男とその相棒だろう長髪の男は、ズカズカと教室に足踏み入れ、懐から取り出した拳銃を天井に向け発砲。
死にたく無かったら動くんじゃねぇぞ！と声を張り上げた。
感想
今回は冒頭、怪奇の部屋の主人、芥メインと悪霊のお話から始まり、レイの護身術と冥界の帝王、摩滅衆の須磨とその師匠、妖刀、青春の一ページ、ゴリせんの報告と銀行強盗、アメリカへ発ったゴリせんと冒頭町にやってきた南極星のポーラ、南極星に襲われるレイ達、ゾンビに襲われるゴリせん等が描かれました。
ゾンビに襲われても多分、大丈夫なゴリせんはいいとして、ゴリせん不在の冒頭町にやってきた南極星の行動が気になりました。
これまではゴリせんの無敵の肉体で、全てをバキバキにしてきましたが、そのゴリせんがいない状況でレイ達はどうなるのか。
多分、なんとかなるんだろうけど、この作品では初めてのシチュエーションで続きが気になります。
まとめ
アメリカに渡り、早速、ゾンビパニックに巻き込まれたゴリせん。
やっぱり元凶は製薬会社とかなのかなぁ。
ゴリせんの生存は疑いようがないですが、どんな展開になるのかアメリカ編も気になります。
こちらの作品はヤンマガwebにて一部無料でお読みいただけます。
作者の酒井大輔さんのTwitterはこちら。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
