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異世界ありがとう 第二巻 登場人物・あらすじ・感想

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ファンタジー街並み
異世界ありがとう 2 裏少年サンデーコミックス

原作:荒井小豆
作画:ジアナズ
出版社:小学館

同窓会で再会しその趣味から意気投合した二人の中年男性。
千葉ユウサク(ちば ゆうさく)と椎名シイオ(しいな しいお)。
その後の店を変えた飲みなおしの席で、千葉は心室細動を起こし、椎名はトラックに轢かれ全身打撲を負った。

そして気づけばエルフの美少女と人間の少女として異世界にいた。
その後、千葉の魔法で敵を倒し街を目指し進んでいた二人だったが、人食いな野盗タロン一族に襲われる。
千葉はケガによる死の危機、椎名は貞操の危機を迎えるが、彼らの窮地を救ったのは異世界転移者の青年、オタク臭全開の冒険者、カズヤ=ヤマダだった。

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登場人物

グメンミ
カズヤのパーティーの魔法使い
黒髪ジト目の美少女。
千葉達をハーレムに加えようとするカズヤに異を唱える。

アンジェリカ
カズヤのパーティーの聖女
金髪セミロングの美少女。
カズヤ達と別れ街で質の悪い連中に絡まれた千葉達を助ける。

ネロ
カズヤのパーティーの盗賊
黒髪猫耳の獣人。
彼女もカズヤに頼まれ街で千葉達の様子を見ていた。

村×ひ××××
転移者の男
坊主頭のたぶんヤクザ。
異世界転移で得たチート能力を使い、人殺しを楽しむ元犯罪者。

メルデル
三柱神の一柱、記憶の女神
耳の長い少女の姿の神
死んで魂のみとなり彷徨っていた千葉達を救い上げ、魂の離れた異世界の肉体へと送り込んだ。
チートスキルは異世界人の肉体が持つ膨大な魔力によって発動するので、魂のみの千葉達にチート能力は与えられないと告げる。
異界で見たギャグをするが、若干古い。

あらすじ

転移者のカズヤに助けられた千葉と椎名。
椎名はその圧倒的な強さと容赦の無さから、自分たちの中身が31歳のおっさんである事がバレるとヤバいと考えた。

そこで脇腹に矢を受け気を失った千葉と自分は、中身は女子高生だと偽り何とかカズヤの庇護を得る。

その後、意識を取り戻した千葉はカズヤの申し出、彼のパーティーに所属しパワーレベリングを行うという案を却下。
彼は日本にいた頃から、上級者から手取り足取り指示されるプレイスタイルを嫌悪していたのだ。

「俺は決めたんだ。この世界では絶対に嫌な事はやらないって」

椎名はそんな千葉に何を子供みたいな事を渋面を見せる。
この世界には凶悪な盗賊や、危険な魔物がひしめいている。
カズヤが言っていたが、弱いモノが生き残るのは非常に難しいだろう。

それでも千葉は椎名と二人旅することを望んだ。
ただ、それは強制ではなくあくまで千葉の希望だった。
だから椎名がカズヤの庇護を求めるなら、ここでお別れだ。

そんな事があった日の夜、カズヤから踊り子のビキニを手渡され、3Pを要求された二人は、自分たちの中身がおっさんである事をカミングアウト、彼の性欲を減退させ事なきを得る。
そして翌朝、逃げるようにカズヤの下から出立したのだった。

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感想

今回は人食いの野盗、タロン一族から千葉と椎名を救ったカズヤ達とのエピソードから始まり、椎名、街で呪いの仮面を付けられる、教会と記憶の女神、二人の死の受け止め方と冒険者としての再出発、女神の提案と殺人者とカズヤ等が描かれました。

その中でも今回は、自分たちが死んだことを女神から告げられた千葉と椎名の反応の違いが印象に残りました。
千葉は外資系証券マンとして世間的にはエリートとして働いていました。
一方の椎名はとび職として働き、恐らく高給取りではなかったと思われますが、家族仲も良く友人もいたようです。

そんな二人に女神、メルデルは日本での肉体は死に魂だけがこの世界に来たと伝えます。
当然、元の世界には肉体はなく、戻る事は出来ない。

その事に千葉はそれほど動揺しておらず、逆に憧れた世界にこれた事を喜んでいるようでした。

千葉は確かにエリートサラリーマンではありましたが、仕事と家の往復で余暇はなく、早くに両親を亡くしており、彼女とも別れていました。
一方で椎名は先ほど書いたように、日本に大切なモノを沢山持っていたようでした。

社会的ステータスや報酬の過多ではなく、結局人は他者との関わりが一番大事なのかもしれないな。

対照的な二人を見てそんな事を思いました。

まとめ

この巻のラスト、千葉と椎名は女神メルデルから元の世界に帰りたくないかと問われます。
その為に女神が出す条件とは。
千葉と椎名は日本に帰る事が出来るのか。
あと、カズヤとヤバそうな元犯罪者との闘いの行方は。

もろもろ続きが気になります。

この作品は裏サンデーにて一部無料で閲覧いただけます。
原作者の荒井小豆さんのTwitterアカウントはこちら
作画担当のジアナズさんのTwitterアカウントはこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イメージはPixabayのWillgard Krauseの画像です。
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