白山と三田さん 4 少年サンデーコミックス
著:くさかべゆうへい
出版社:小学館
田んぼで溺れていた老人を助けた事で、彼の孫娘、三田民子(みた たみこ)と付き合う事になったラジオ好きの高校生、白山辰彦(しろやま たつひこ)。
夏休みも明けた二学期。
辰彦はコンビニ前で絡まれていた高校生をなんとなく助ける。
その高校生、島は辰彦が憧れる東京から越してきた転校生だった。
登場人物
本沼蓮(もとぬま れん)
小学校で一番襟足が長い男
小6にして身長175cmの男子。
辰彦達のデート場所だったふってふってゼリー柿味のある公園を占拠する。
島節子(しま せつこ)
東京から引っ越してきた転校生、島の妹
まとめ髪の勇敢な少女。
白山明彦(しろやま あきひこ)
辰彦の父
見た目は辰彦に瓜二つで、彼を老けさせたかんじ。
あらすじ
天然に他者をディスってしまう男、島高平(しま こうへい)。
彼と友人となった辰彦はその日、強引にファミレスへと連れ込まれる。
そのファミレスでは民子と友人の千代(ちよ)がお茶をしていた。
ともかくとして、民子たちの座っていたボックス席の向いに座り、島と千代は挨拶を交わす。
その後、話の流れで島が民子にメイクをしたという話題が出ると、民子が大好きな千代は「は?」とあからさまに表情を変えた。
まるでクイックドローのようにビューラーを回した千代は、どういうこととビューラーを島に突き付けた。
「お前、民子にどんなメイク教えたんやさ?」
「三田さんには……クールで凛々しい感じなる様に教えました」
「あぁ!? クールで凛々しい!? ……なんだよソレ……写真とかないのかよ……」
頬を染め写真を要求した千代に、民子がメイク時の写真を見せると彼女は忘我の境地でスマホを凝視した。
感想
今回は冒頭、島と千代のファーストインプレッションから始まり、民子のカレンダーづくり、占拠された公園とドッジボール、島と付き合い始めた千代、辰彦と父親と民子の好物、文化祭と頑張る民子、風邪でダウンした民子と辰彦の差し入れなどが描かれました。
今回はその中でも民子が大好きな女子、千代と島のカップル誕生が印象に残りました。
民子が大好きで、辰彦にも厳しい視線を向ける千代。
そんな彼女ですが、天然なやさしさを持つ島と相性が良かったようです。
楽しそうに島のソフトクリームを食べる千代が、なんだか可愛かったです。
まとめ
今回は新たなカップルも誕生し、彼らの今後も気になる回でした。
次回はどんなことが起きるのか。読むのが楽しみです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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