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虎は龍をまだ喰べない 第二巻 登場人物・あらすじ・感想

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白虎
虎は龍をまだ喰べない 2 ハルタコミックス

作:一七八ハチ
出版社:KADOKAWA

龍の数少ない生き残りである碧童(へきどう)は、同族から逃れるため大蛇の住処を離れ白虎の白麗(はくれい)と旅を続ける。

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登場人物

深翠(しんすい)
翠の鱗の龍
人化した際は翠髪翠眼の少女(多分)。
碧童よりも大きく、四本の角と髭、尾の先にかぎ爪を持った龍。
同族である碧童の後を追う。

壬墨(みすみ)
深翠に従う鷲
人化した際は黒髪で両腕が翼の青年。
龍の肉を喰らいその毒に侵されたため、生きるため仕方なく深翠に従っている。

黒蘭(こくらん)
壬墨の姉
人化した際は黒髪で両腕が翼の女性。
壬墨とは違い深翠を信頼しているようだが……。

雌彪
子供を雄彪に殺された。
その穴を埋めるため、親を亡くした子狐を我が子として守り育てている。

年老いた猿
群れを率いる猿の長
碧童達をもてなし、龍の心臓を喰らった獣の末路を語る。

あらすじ

鳥の流した噂により地上に降りる事の出来なくなった龍たちは、飢えをしのぐ為、互いの肉を貪るようになった。
そんな数少ない龍の生き残り、碧童を龍の女、深翠は追う。

一方、彼女から逃れるため旅を続ける碧童は、白虎の白麗の寿命を延ばそうと様々な者に方法を尋ねる。
龍の寿命は千年。
虎は二十年しか生きられない。

天邪鬼な碧童だったが、彼は白麗と少しでも長く一緒にいたかった。

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感想

今回は碧童の母であるらしい四本角の龍、深翠の登場から始まり、彪と子狐、白麗の寿命を延ばそうと森の獣に話を聞く碧童、猿と深翠に付き従う鷲の姉弟、龍の毒と血の癒し等が描かれました。

作品は神話のような雰囲気ながらも、白麗には獣としての寿命しかないらしく、碧童と一緒にいられる時間は長くはないようです。

龍の心臓を喰えば不老不死になれるという噂。
実際に龍を喰い、毒で呪われた鷲の姉弟、黒蘭と壬墨。
その二人を自らの血で癒す代わりに使役している深翠。

碧童達と深翠がどんな出会い方をして、その邂逅はどんな結果をもたらすのか。
白麗の寿命を延ばす方法は存在するのか。

物語がどこへ向かうのか、先が楽しみです。

まとめ

今回登場した鷲の姉弟。
龍の毒に蝕まれた彼らにも何か救いはあるのか。
そちらも気になります。

この作品はComicWalkerにて第一話が無料でお読みいただけます。
作者の一七八ハチさんのTwitterはこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イメージはPixabayのMarcelによる画像です。
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