漫画

空挺ドラゴンズ 5

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ゴーグル空挺ドラゴンズ 5 アフタヌーンKC
著:桑原太矩
出版社:講談社

空を泳ぐ龍を求め、旅をしながら龍を狩る「龍(おろち)捕り」たちのお話です。

船を襲う龍、「船喰い」をブルノ達と共闘し仕留めたクイン・ザザの龍捕り達、途中ヴァニーが龍に食われるという危険な局面もありましたが、彼女も無事奪還し、ひとまず市に帰るのでした。

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第24話 密航者と船喰いのモツ鍋 あらすじ1

食料この中で樽の影に隠れて、チーズを口に運ぶ。
食糧庫に誰かが入って来た。息を殺す彼女を見つけた男は、ソーセージを齧りながら、でかいネズミだとそう言った。

市に戻ったブルノは、ギブスに討伐指定状と報告書を手渡した。
写真と彼の署名も入っている。
これで賞金がもらえ、クイン・ザザを再び空に戻すことが出来そうだ。

賞金に沸く一行の下へ、タキタがご飯ができたと伝えにきた。
ぞろぞろと移動する一行の中、タキタはブルノにも声を掛けた。
今日のメニューは新鮮な龍のモツ鍋だ。

遠慮するよと言うブルノに、ミカが来いよと声を掛ける。

「捕った龍は、ちゃんと食うんだよ」

ミカの言葉に感じるところがあったのか、ブルノ彼の後に続いた。
クイン・ザザの乗組員たちは、大鍋に用意された物をもりもり食っている。

ブルノはジローに促され、肉を口に運んだ。
ヨシが不安げに、どうですかと尋ねる。
ブルノは笑みを浮かべて、美味いな、困った事にと答えた。

そこに甲板長のボウスンが、部下を連れて駆け込んできた。
彼は乗組員たちが、ブルノを私刑するのではと危惧したようだ。
オーケンが、俺たちをなんだと思ってるんだよと呆れたように言う。

ボウスンは船員に負傷者が出たので、あるいはと思ったそうだ。
ニコは、俺達は誰かに言われて龍を捕っている訳じゃないと話し、オーケンも龍とやり合ってりゃ怪我もするさと、冷静に返した。

ギブスはほっとしたように、軽傷でよかったと口にし、カペラも本当は何もないのが一番なんだけどと眉根を寄せて話した。
ヨシはボウスン達もよかったらと食事にさそった。

あらすじ2

彼女は密航者だった。
男に連れられて、船長たちと対面する。
彼女が持っていた物は銀貨が一枚きり、他は全て売ってしまった。

メガネの男は銀貨がアレーナ市の物だと見抜いた。
独裁政権がクーデターで倒されたばかりのはずと口にする。
船長たちが彼女の出自を気にするなか、彼女はコインの返却を求めた。

髭面の男が、この船が捕龍船だと分かって乗り込んだのかと尋ねてくる。
港まで戻るか尋ねる髭面に、船長は予定が狂うとこのまま彼女を船に乗せる事にした。

船長は客人扱いする余裕はないと語り、雑用でもなんでもやってもらうと彼女に言った。
それを了承し、どうせ行く当てはないと彼女は答えた。

彼女を見つけた男、ミカに制服の用意を命じ、船長はその場を後にした。
髭面の男、ギブスには他の乗員が、彼女にちょっかいを出さないよう見張るよう指示する。

ミカについて行く途中、銀貨について尋ねられた。
お守りと貰い物よ答える。
嵐の日に拾ったコインは、龍が天から落としたもの。
持ち主に幸運を呼ぶ。

でもと続けて彼女は言う。
残念ながら、ご利益は無かったみたいと。
どういう意味か問うミカに、龍捕りの良い話はあまり聞かないと答えた。

彼は甲板に出るドアから空を見上げ、ご利益あったみたいだぞと彼女に告げる。
男の横で空を見上げ、彼女は目を見開いた。

雲海の上を龍が一匹泳いでいた。
ミカは笑みを浮かべ、今夜はごちそうだと嬉しそうに口にした。

ヴァニーは目を覚まし、コインをあしらったチョーカーを身につける。
食堂に顔を出し、お腹がすいたと声を掛ける。
皆が彼女に笑顔を向け話しかける。

ヴァニーはその中に、ばつが悪そうに鍋を頬張るブルノを見つけ、龍食べたのねと驚いた表情で声を掛けた。
ブルノは、それが君たちの龍への弔い何だろうと、更に料理を口に運んだ。

ヴァニーはその様子に笑みを浮かべ、よっぽど口に合ったみたいねとすまし顔でブルノに行った。
タキタがごめんなさいシメの麺しか、残ってなくてと言いながら
ヴァニーに器を手渡す。
それを聞いたミカが、自分の器をヴァニーに差し出しながら、ツイてたな、最後の肉だと言った。

肉を口に運び、麺を啜ったヴァニーは、しみじみとおいしいと呟いた。
ブルノはヴァニーに目をやり、調査協力に対する感謝と、謝罪を口にした。

ヴァニーはそれに、いいのよ…私達、龍捕りだからと返し、ブルノは、君たちは、龍と共に生きているんだな…と感慨深げに話した。
その後、ヨシが追加で持ってきた麺を、ミカと競うようにブルノは食べた。

ドックでは、ブルノの船にのっていた少女が、クイン・ザザを見上げていた。
カペラとメインが船に興味があるのかと、彼女に問いかける。

ええ、一応と返した彼女に、メインが日ごろの鬱憤を晴らすように、龍を追っかけてるの連中は船づかいが荒いと愚痴を漏らす。
カペラは、ブルノの船、オボロカスカはブリッジが特殊だから、修理が大変そうだと話した。

少女は、心配はない、電信を打ったのでとそれに答えた。

今回の見どころ

・大都市ハーレ
今回は、賞金を受け取るため訪れた、大都市ハーレが見どころの一つです。
今までは小さな市や山で暮らす人達の集落が描かれていましたが、ハーレは大都会、ガス灯が立ち街並みも近代化されています。

乗員もマッサージや書店、ゴーグルショップなど、各々が都会での休暇を楽しみます。
都市の様子が19世紀のヨーロッパを思わせます。

・クイン・ザザに乗る前のミカ
昔気質の龍捕り、クジョーと二人、ノラゴス号と名付けた突撃艇で龍を捕っていた頃が語られます。
幼い頃の、千剖士のナナミも登場します。
若い頃からミカはミカだなと感じます。

※上記はあくまで私見です。

まとめ

今回登場するクジョーのようなキャラは、とても好きです。
いくつになっても、子供のような部分を残しているキャラクターは、物語に弾みをつける存在として重要だと感じます。

この作品はこちらで一部無料で読む事が可能です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イメージはPixabayのAnne Marie McCormackによる画像です
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