ダンダダン 6 ジャンプコミックス
作:龍幸伸
出版社:集英社
桃(もも)の幼馴染、ジジ:円城寺仁(えんじょうじ じん)。
彼の家の地下には大蛇(モンゴリアンデスワーム)と妖怪化した人柱の子供、邪視が棲みついていた。
その妖怪邪視に共感したジジは肉体を邪視に乗っ取られてしまい……。
登場人物
チキチータ
シャコ星人の息子
ちっちゃくて可愛い。
牛乳を飲まないと生きていけない難病に侵されている。
シャコ星人は牛をもらい、その事は解決したかに思われたが、牛が乳を出さず仕方なく地球に戻ってきた。
あらすじ
ジジの肉体を奪った邪視はかつての恨みを晴らすべく、人間を皆殺しにすると宣言。
そんなジジに戸惑いを見せたモモに、邪視は蹴りを放つ。
その一撃で吹き飛ばされ、壁に押し込まれたモモはジジに正気に戻ってと声を上げた。
しかしジジの肉体は完全に邪視に乗っ取られており、邪視はその力を振るい大蛇に攻撃を始めた。
作り出したすべてを拒絶する呪い。
その呪いをボールの形に変え、蹴り上げる。
呪いの球は縦横無尽に飛び回り、大蛇の体を貫通し抉った。
その邪視の攻撃から逃れるべく、大蛇は土の中に身を潜めた。
なんでジジがあんな事に……。
そんなモモの疑問に招き猫に取り憑いたターボババアが答える。
「奴は天才だ」
彼女の説明によると、ジジは天才的に強力な霊力の持ち主らしく、その上、肉体面でも高いポテンシャルを持っている。
自分も取り憑くならあいつが良かった。
ターボババアにそう言わせるほど、ジジは器としては逸材だったようだ。
「ハラをくくれよモモ。あいつは味方じゃねぇぜ」
ターボババアの言葉が響く中、標的を失った邪視の目が背後のモモへと向いた。
感想
今回は邪視に体を乗っ取られたジジと、モモの危機に駆け付けたオカルンとの闘いから始まり、大蛇(モンゴリアンデスワーム)と邪視の事件の顛末が描かれました。
邪視は人間に強い恨みを持っており、その怒りを周囲のすべてのものにぶつけるように暴れ回っていました。
彼にとって周囲はすべて敵。
そんな邪視をその身に取り込んでしまったジジ。
彼が今後、どんな風になるのか、次回も楽しみです。
まとめ
今回、オカルンを助けるため、モモはジジの家に放火。
家は全焼してしまい、その後に起きた火山の噴火で町は色々大変な事になっていました。
家の無くなったジジはどうするのか。
その辺りも楽しみです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この作品は少年ジャンプ+で一部無料でお読みいただけます。
作者の龍幸伸さんのTwitterアカウントはこちら。