鍋に弾丸を受けながら 2 角川コミックス
原作:青木潤太朗
作画:森山慎
出版社:KADOKAWA
二次元の摂取のし過ぎで全ての人が美少女に見える漫画原作者、ジュンタロー。
治安の悪い場所の料理程、美味い。
そんな定説を実証する如く、彼は世界中で様々な料理を食していく。
登場人物
呆けたおじいさん
予備校時代のジュンタローが出会った老人
白髪の美少女。
若かりし日のジュンタローはラーメン屋で騒いでいた彼に声をかけ、話を聞いた。
乾物屋の店員
黒髪たれ目で褐色の肌の美少女。
ジュンタローに正体不明の小瓶を売る。
鷹鳥屋明
中東で一番有名な大分県民
クリっとした目のターバンで黒髪美少女。
中東に謎の人脈を持つサラリーマン。
中東の文化や中東のオタク文化に造詣が深い。
いつも中東の民族衣装を着て活動している。
コイケ
マリオザンの友人
日系ブラジル人。
セミロング眼鏡で褐色の肌の美少女。
日系ではあるが日本文化には疎い。
サンパウロ大学卒のエリート。
あらすじ
ブラジルへ連続往復したジュンタローはJ●Lのマイレージがたまっていた。
その有効期限が近付いたこともあり、彼はビジネスクラスでのドバイ旅行(泊まるホテルは五つ星)というセレブ旅を慣行する。
友人Kの言葉では安全な国の食事は70点から90点。
ドバイは世界でも有数なお金持ちな国だ。
おそらく今回の旅では、90点の連発になるだろう。
だが、それでいい。
そんな事を思いながら辿りついたドバイ。
豪華なホテルを満喫していたジュンタローだったが、漫画屋が経験資料を求めなくなったら終わりだと、服を着替え街へと繰り出す。
きれいに整備された街を散策し、彼は一軒の乾物屋でお土産を買うことにした。
店ではジュンタローの脳内で美少女に変換された店員が笑顔で出迎えてくれた。
お土産にと干しブドウやデーツ、ナッツやお菓子を買い求めたジュンタローは、店員におすすめを聞いた。
にまぁと笑いその日本好きの店員が取り出したのは、小瓶に入った真っ黒の何かだった。
感想
今回は冒頭、主人公ジュンタローの予備校時代の思い出から始まり、セレブなドバイ旅、砂糖菓子ハルヴァ、二度目のブラジルと最高のステーキ、グランデ・ポン・デ・ケージョ、書下ろしバ●プロショップとグリルド・チーズなどが収録されました。
その中でもドバイの旅でジュンタローが手に入れた謎の小瓶が気になりました。
中身は成分は不明ですがはちみつに薬草等を混ぜ込んだもののよう。
作中ではスプーン一杯飲むと、体がポカポカしてきて少し眠っただけで異常にスッキリ元気になれるようです。
何が入っているのか分からないのが不安ですが、作中描かれたジュンタローが凄く気持ちよさそうで試してみたくなりました。
まとめ
コロナ禍となり昔ほど自由に海外旅行が出来ない昨今。
この作品の次巻が出るころには、そんな制限も少しは緩和されているのでしょうか。
ともかくとして、病気の流行が収まり世界が一日も早く平和になることを願ってやみません。
こちらの作品はコミックNewtypeにて一部無料でお読みいただけます。
原作者の青木潤太朗さんのTwitterアカウントはこちら。
作画担当の森山慎さんのTwitterアカウントはこちら。
お読みいただき、ありがとうございました。