ザ・ファブル The second contact 4 ヤンマガKC
著:南勝久
出版社:講談社
紅白組(くじらぐみ)の組長、松代(まつだい)から外されたと感じた加納(かのう)は、高辺(たかべ)とともに再び元紅白組構成員、川萩(かわはぎ)の元カノ、静(しず)を狙う。
その加納と高辺を松代は暗殺組織ルーマーを使い殺害。
二人の死はニュースでも報道され、真黒組(まぐろぐみ)の組長、海老原はアキラやアザミにも襲撃への警戒を促す。
その事をきっかけに田高田(たこうだ)の家に転がり込んだヨウコは想いを彼に伝えたのだが……。
登場人物
静のストーカー
川萩の元カノ静に執着している男。
鼻息が荒い。
ルーマーの男に利用される。
ゲン
海老原が世話をしていた元ヒットマン
黒髪ヅラで髭の濃いおじさん。
ルーマーの男いわく、暗殺者ではなくただの人殺し。
あらすじ
現在はおっぱいパブで働いている川萩の元カノ、河上静。
彼女の店にストーカーの男が客として現れる。
そのストーカーは紅白組が関係を持つ暗殺組織、ルーマーの男が送り込んだものだった。
男は銃を持った加納と対峙し、躊躇わず無力化したアキラの存在を危険視しており、ストーカーを泳がせて警護対象の可能性がある静を監視し、アキラの動きを見るつもりだった。
一方、田高田に告白したものの、あまり良い返事がもらえそうにないと悟ったヨウコは、彼の家を出てキャンピングカーへと向かっていた。
そのヨウコをルーマーの依頼を受けた殺し屋の一人がドローンで尾行し……。
感想
今回は静とストーカーから始まり、静とアキラと尾ける男、ヨウコとミサキと恋の話、静、アザミたちの倉庫へ、ゲンへの襲撃、ヨウコと松代、ルーマーと海老原などが描かれました。
今回、ルーマーは静を起点にアキラの存在に気付き、松代の依頼でヨウコを薬で自由を奪い、松代に引き合わせました。
荒事に積極的に関わる気のないアキラ達ですが、ルーマーとしてはファブルかもしれないアキラ達を無視できないようで、プロの殺し屋たちが続々と集まり行動を開始し始めました。
そんな状況の中、ヨウコの告白に動揺するタコちゃん。
色んな事が起こりすぎて、どの話に集中すればいいのか、意識があちこちに飛びました。
まとめ
この巻の終盤、海老原はヒットマンのゲンを匿っていた家でルーマーの男と対峙します。
銃を向けるルーマーの男に手榴弾片手に対話する海老原。
一触即発の二人の男、彼らがどうなるのか、次回も楽しみです。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。