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放課後ていぼう日誌 第九巻 あらすじ・感想

投稿日:

ルアー
放課後ていぼう日誌 9 ヤングチャンピオン・コミックス

著:小坂泰之
出版社:秋田書店

夏休み、五島列島での夏合宿を実施中のていぼう部。
その合宿二日目はタイコリールを使って落とし込みでチヌ狙い。
日中、まったく当たりの無かった大野(おおの)だったが、かなづち克服のための海水浴を経ての夕方、再度挑戦した落とし込みで見事チヌを釣り上げた。

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あらすじ

大野が釣り上げたチヌは50センチは超えないものの、お刺身するには十分なサイズだった。
大野は早速、味を落とさない為にチヌを締める事にした。

ナイフで脳をグリグリと抉り即死させ、その後エラの上部にある血管を切り血抜きを施す。
放血後、専用のニードルとワイヤーを使い神経締めを行う。
チヌの眉間にニードルを刺し、ワイヤーで脊髄を破壊する。

ビクビクと体を跳ねさせるチヌを見て、大野以外のメンバーは思わず眉間を押えていた。
そんなチヌの締め作業が終わり、部長の黒岩(くろいわ)は引き続き大物狙いで釣りを続行するか陽渚(ひな)達に尋ねた。

お腹がペコペコの陽渚はまずはチヌを食べようと提案。
堤防部は宿の台所を借り、本日の食材、イガイ(カラス貝)とチヌを使い夕食の準備を始めるのだった。

感想

今回は大野の釣り上げたチヌの締めから始まり、チヌとイガイで夕食、夜、泳がせの為にアジゴ釣り、遊動ウキで大物狙い、サワラと神経締め、三日目、クエを狙い炎天下で堤防釣り、島のおじさん達の釣ったイシダイで夕食、四日目、湯浦(ゆうら)と一緒に河原キャンプなどが描かれました。

夜釣りと三日目の午後、クエを狙った陽渚たちでしたがサワラは釣れたものの、クエはヒットせずおじさん達の方もクエを釣り上げるには至らなかったようです。

幻の高級魚として名高いクエ。
この作品でもいつか釣ることで出来ればいいなとエピソードを読んでいて思いました。

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まとめ

この巻の終盤、堤防部の先輩で元部長の湯浦と陽渚たちは河原キャンプに出掛けました。
トンビにカレー用の鶏肉を攫われたことで、湯浦は鶏肉の代わりに蛇とカエルを捕らえてきたのですが……。

アレを陽渚たちが食べるのか。続きが気になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

こちらの作品は秋田書店公式サイトで第一話が無料で閲覧いただけます。
作者の小坂泰之さんのTwitterはこちら

※イメージはPixabayのMiranda Bleijenbergにによる画像です。
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