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虎鶫 とらつぐみ -TSUGUMI PROJECT- 第五巻 登場人物・あらすじ・感想

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烏
虎鶫 とらつぐみ -TSUGUMI PROJECT- 5 ヤンマガKC

著:ippatu
出版社:講談社

核大戦によって滅んだ旧日本。
その日本にある秘密兵器「TORATSUGUMI」
それを探すレオーネ達の旅路を描いた作品。

さたけの故郷、イカホを後にしたレオーネ達は旅を続け、トンネルの先、新潟までたどり着いた。
目指す佐渡まであとわずか。
そんなレオーネ達の前に飛び猿の変異体、はぐれものが現れ……。

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登場人物

はぐれもの
腕が翼に変化した飛び猿という種の変異体
黒く巨大な翼を持った猿似たミュータント。
食べることに強い執着を見せる。
かつてツグミの両親を襲った。
さたけの故郷、イカホも襲われたことがあるようだ。

ぜあみ
つぐみの父
佐渡に住むみ空の民を名乗る、人に似た顔に翼の両腕を持つ種族の狩人。
狩人としての腕は佐渡で一番。
妻のふうかと娘のつぐみ、幼いとらを守るため、はぐれものに戦いをいどんだ。

ふうか
つぐみの母
み空の民の女性。
里を追放され夫のぜあみと共に本土に渡ったが、はぐれものに襲われる。
ぜあみが敗れた事を知り、自分が囮となってとらとつぐみを逃がす。

むらくも・やさかに・やた
西軍三傑集
長男のむらくも、長女のやさかに、末っ子のやたの三きょうだい。
御門・てらからレオーネ達の監視を任される。

おもいかね
み空の民の西軍の宰相
白髪髯の老人。
つぐみの曾祖父であり政治家だったすさのを暗殺し、新政権を打ち立てた。
自分たちの利益のため、多くの法律を施行した。
新政権には何やら秘密があるらしく、レオーネ達が金山に向かいその秘密を暴くことを恐れている。

やまつみ
おもいかねの参謀
西軍の参謀という立場ではあるが、問題に対してどこか他人事。

御門・てら
西軍のトップ
み空の民、トラツグミ族の老婦人。
自分たちに都合の悪い事実をレオーネ達を使い抹消しようとしていた。

タギシミミ
てらの小姓
み空の民の少年。
お茶を運んでいた際、てら達の会話を盗み聞いてしまう。
弟のキスミミと二人、てらの手配によって毒を盛られた。

ににぎ
おもいかねに抵抗する東軍の戦士
み空の民、トラツグミ族の男。
東軍の中心だったオオクニヌシ、ぜあみがいない現在、東軍ではアメノハバキリに次ぐ実力を持つ。

のづち
み空の民、トラツグミ族の少女
ににぎに恋をしており、東軍に参加する。
兄であるやまつみを嫌っている。

アメノハバキリ
ぜあみの兄弟子
黒いカラスの面を被った黒髪の男。
つぐみの祖父であるオオクニヌシに拾われ、育てられた。
オオクニヌシが作った組織、獣狩(じゅうがり)の一人。
つぐみに彼女の家族、ぜあみやふうかの事など、一族について語り伝える。

オロチノカラサビ
つぐみを取り上げた老医師
み空の民、トラツグミ族の老人。
星っぽい髪型で口ひげの老人。
被爆により体調を崩したレオーネを診察した。

オオクニヌシ
つぐみの父方の祖父
み空の民、トラツグミ族の老人。
獣狩というトラモドキを狩る組織を立ち上げた。
その目的はゴンゲンと呼ばれる金山を守る人面獣身(スフィンクスっぽい)獣を狩ること。

すせり
つぐみの母方の祖母
つぐみの母、ふうかの母親で佐渡で宿兼喫茶店を営んでいた。

やがみ
つぐみの父方の祖母
ぜあみの母親でその姿はツグミ瓜二つだった。
ぜあみを生んですぐ他界した。

あらすじ

しらないニクだー!!!

飛び猿の変異体、はぐれものはそう言って喜び手を叩いた。
言葉を話すなら意思の疎通ができるかも。
レオーネは会話で何とかしようとするが、さたけは無理だと彼を止めた。

初代イカホの時代、里が黒い巨大な化け物に襲われ、壊滅しそうになりながらギリギリで追い返したという伝承があった。
災禍の化身、はぐれもの。

はぐれものはつぐみに気付き「このニクはしってる!!!」と声を上げた。
にてるにてると飛び跳ね、これつけてたとリング状の装飾品をつぐみに翳して見せた。

つぐみは親はいない、オマエしらないと返すが、装飾品はつぐみの忘れていた記憶を呼び起こした。

森の中、迫るはぐれものから逃げる一組の夫婦。
女の腕の中には赤子とネコ科の子供がいた。
翼を傷め飛べない妻、ふうかと子らを守るため、夫であるぜあみははぐれものに戦いを挑んだ。

ふうかは赤子のつぐみととらを抱え、走り逃げたがやがて体力が尽き、森の中の小さな洞に身を隠す。
だがはぐれものはそんなふうかをすぐに見つけた。
はぐれものが伸ばした舌の先には、夫ぜあみの髪飾りが。

生き延びるにはとらに託すしかない。
ふうかは幼いとらの背につぐみを乗せ、脅しつけてその場から走り去らせ、自身は巨大なはぐれものに立ち向かうのだった。

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感想

今回ははぐれものとの接触とつぐみの両親の最後、さたけとの別れ、はぐれものに追われながらボートで佐渡へ、西軍の街、東軍、アメノハバキリとの出会い、アメノハバキリが語る佐渡の歴史、金山にある研究施設へ等が描かれました。

今回はアメノハバキリの話で、つぐみのルーツがかなり分かってきました。
つぐみはトラモドキを狩る獣狩の一族、オオクニヌシの孫であったようです。
ただ、佐渡では白い毛色は不吉なようで、政治的な目論見もあり翼のないつぐみと、彼女の親であるぜあみとふうかは佐渡から追放されたようです。

おもいかね達がひた隠しにしようとしている秘密とは。
先が気になります。

まとめ

この巻の冒頭、旅の仲間さたけとレオーネ達は別れる事になります。
作中、つぐみが言うようにさたけは生きているのか。
彼女の安否も気になります。

この作品はヤングマガジン公式サイトにて無料で第一話がお読みいただけます。
作者のippatuさんのツイッターはこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イメージはPixabayのLoggaWigglerによる画像です。
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