漫画

白山と三田さん 第一巻 登場人物・あらすじ・感想

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M16
白山と三田さん 1 少年サンデーコミックス

著:くさかべゆうへい
出版社:小学館

とある田舎にすむ男子高校生、白山辰彦(しろやま たつひこ)は東京に憧れ、その資金を稼ぐためコンビニでバイトの日々を送っていた。
そんな辰彦はある日、犬の散歩中に田んぼに頭を突っ込み溺れかけていた老人を救う。

その老人、三田トシ男(みた としお)は辰彦の人柄を気に入り、孫娘の民子(たみこ)と付き合ってほしいと頼み……。

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登場人物

白山辰彦(しろやま たつひこ)
17歳の男子高校生
太眉眼鏡でジト目の男子。
ラジオが趣味の陰キャな青年。
田舎の人々の全員知り合い感や店の無さ等を嫌い、東京に行きたいと思っている。
ラジオを聞いていつもニヤついている所から、ニヤ山と呼ばれている。
運動神経が悪く体を動かすことを嫌っている。
かつて不注意でカエル潰してしまった経験からカエルが怖い。
ゲームは上手。

三田トシ男(みた としお)
辰彦が助けた老人(75)
白髪の老人。
地元の大手企業三田建設の社長。
自分を助けた辰彦に孫娘の民子と付き合ってほしいと頼む。

三田民子(みた たみこ)
トシ男の孫娘、辰彦とは同じ高校
黒髪ロングで眼鏡な女子。
ゴルゴ好きのインドア少女。
基本インドア派だが、運動神経はよく身体能力は高い。
好きな映画はハンニバル。

春日(かすが)
コンビニ店員、夜勤
黒髪パーマで緩い感じのイケメン。
東京で友人が出来ず半年で学校を辞め戻って来た。

日比谷千代子(ひびや ちよこ)
民子の友人
お団子ロングの女子高生。
民子とは幼稚園の頃からの幼馴染で、民子の事が大好き。

あらすじ

トシ男が付き合ってほしいといった孫娘、民子は眼鏡で大人しそうな女の子だった。
君みたいな子がボーイフレンドだったら、安心して天国に行ける。

そんなトシ男の言葉の圧もあり、辰彦は民子と付き合う事になった。
出会った初日、お見舞いから帰る為のバスに乗り遅れた二人は次のバスまでの一時間、ボウリング場で時間をつぶす事にした。

民子は見た目とは違い、とてもボウリングが上手かった。
一方の辰彦は初めてのボウリングで見事なガーターを決めた。

そんな感じで付き合い始めた辰彦と民子。
二人は辰彦のバイトが休みの月曜と金曜の放課後に会う事になった。

そして放課後、学校近くの公園で待ち合わせをした辰彦が公園へと向かうと、民子は公園の芝生の上、腹ばいになってM16(デューク東郷モデル)を構えていた。

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感想

東京に行きたい陰キャな少年、白山辰彦。
祖父の言葉で彼と付き合う事になった三田民子。

ビジネスライクというか、トシ男に押し切られる形で始まった二人の交際ですが、二人は波長が合ったようでその後も交流を続けていきます。
イチャイチャはほぼ皆無ですが、ズレた二人の日常は読んでいてとても楽しいです。

まとめ

平熱系で余り感情的にならない辰彦ですが、民子に対しては誠実に接していて、雨の中、行方不明になったM16を探して民子に届けたりしていました。
そういう部分に民子は惹かれたのかなと思いました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この作品はサンデーうぇぶりにて一部無料で閲覧いただけます。
作者のくさかべゆうへいさんのTwitterアカウントはこちら

※イメージはPixabayのMickey Mikolasによる画像です。
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