ソウナンですか? 3 ヤンマガKC
原作:岡本健太郎
漫画:さがら梨々
出版社:講談社
山賊ダイアリーの岡本健太郎さん原作のサバイバル漫画。
前巻ではうさぎを食し、百合の根からデンプンを取り、小籠包を作ったりしました。(小籠包は酷く苦かった)
その後、猪の痕跡を発見したほまれたち。
今回は猪捕獲のため、罠を仕掛けたりと大物を取るため奮闘します。
第29話 屋根を作ろう あらすじ
海を見て深呼吸をしていたほまれが、雨が降るかもしれないと呟く。
彼女が言うには、雨の前には植物は草木の葉を開いて、雨に備えるため緑の匂いが濃くなるらしい。
現在の草を葺いただけの屋根では、雨を防ぎきることは出来ない。
一行は浜に打ち上げられた竹で屋根を作る事にした。
ほまれの提案で、竹をまとめ筏を作りキャンプまで運ぶ事にした。
筏が波で浜に打ち上げられないようにするため、筏に乗って操舵する者と、砂浜から筏を引っ張る者に別れ運ぶ事にした。
筏組はアスカとしおん、はじめは元気だった二人だが、波打ち際は揺れが大きく、キャンプに着くころには完全に酔ってバテていた。
ほまれと睦で運んだ竹を火で焼いて、長さをそろえていく。
火で弾けた竹に驚いた睦を、回復したアスカたちが笑っていた。
「元気になったら手伝ってください!!」
四人で手分けして屋根を組んでいく。
出来上がった屋根は上部そうで、その下にハンモックを吊るす事で圧迫感はあるが、快適に眠れそうだ。
また屋根には雨どいを取り付けたため、雨水の確保も今まで以上に捗るだろう。
その後、ほまれは竹で猪を仕留めるための弓を作ったが、彼女が言うには威力不足らしい。
彼女は弓の改良を口にし、睦も協力を申し出た。
ほまれは石器で槍も制作したが、猪相手には心もとないようだ。
猪を取る気満々なほまれを見て、睦は猪が獲れても肉が腐るのではと疑問を口にする。
それにほまれは、干物、塩漬け、燻製などの保存方法を話した。
睦はそう言った後、弓をつがえるほまれを見て、大好きな狩猟ゲームが、そろそろ発売される時期だったことを思い出し、すこしアンニュイな気持ちになる。
そんな彼女をアスカは、リアルで狩猟ができる元気出せと励ますのだった。
今回の見どころ
・ほまれを助けに来た父の船、爆発する。
娘を救助するため島に上陸し、宗二達を救助したほまれの父でしたが、ボートは爆発炎上、彼らは、ほまれたちの島とは別の無人島に流れ着きます。
彼は、ほまれと同様トラブル体質の香りがします。
まとめ
今回は、はちみつの採取、モールス信号、猪を獲るための罠の設置、銛付き漁、しおんが離岸流にながされる、汚染された水を体内に吸収する方法、はちみつのアルコール発酵等が収録されています。
汚染された水を水分として、体内に取り込む方法はかなりショッキングですので、読んでただきたいです。
また、宗二と累はほまれを救助に来た父と出会い、島を離れ別の島に流れつきます。
結局、彼らはほまれたちと合流することなく、島を出ることになりました。
次巻ではいよいよ猪と対決します。
今回分かった事
・アスカはGカップ
・しおんの下着は名前入り
・イチゴ類はほぼ無毒
・ほまれは下戸
・ほまれの父はトラブル体質
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