ソウナンですか? 10 ヤンマガKC
原作:岡本健太郎
漫画:さがら梨々
出版社:講談社
山賊ダイアリーの岡本健太郎さん原作のサバイバル漫画。
無人島を脱出し洋上を日本を目指し航海していたほまれ、あすか、しおん、むつの四人。
彼女達はほまれの父と共に別の無人島でサバイバルしていた宗二と累と合流。
その二十時間後、海上保安庁の船に救助されたのだった。
登場人物
山里(やまざと)
しおんのクラスメイト
黒髪ロングの女の子。
友人のしおんを救ったほまれに強い感謝をしめす。
青井マリ(あおい まり)
ほまれと同じ学校の女子
ユルフワツインテールのヤンギャル
むつが書いた無人島での日々を綴った小説「無人島ジュリエット」を読んで感動したらしい。
おじゃまる
むつの友人
黒髪ロングの女の子
むつとは腐女子仲間
りえのじ
むつの友人
眼鏡ポニテの女の子
むつとは腐女子仲間
二人は作家デビューしたむつとの距離が開いたと感じている。
あらすじ
日本に帰り当たり前の日常を取り戻したほまれ達。
あすか、しおん、むつの三人は久しぶりの友人との再会に喜んでいた。
しかし、無人島ではサバイバル知識を活かし三人を牽引していたほまれだけは、再会した学校生活に不安を覚えていた。
クラスに居場所が無く、屋上で一人座り込むほまれに、しおんたちが声を掛ける。
彼らの後ろにはほまれと話したいという女子達が大勢集まっていた。
近寄りがたい雰囲気を醸し出すほまれに、みんな声を掛け辛かっただけで、本当は無人島での話が聞きたかったようだ。
その女子の中の一人、しおんの友人だという山里はほまれにしおんを救ってくれた礼をいい、その手をギュッと握った。
感想
今回は日本に戻り、普通の学校生活に馴染めるか不安を感じるほまれから始まり、むつの小説、自分を顧み普通の女子高生を目指すほまれ、ほまれ服を買う、ヤンギャルとむつ、しおんとヤンギャル、宗二と累とほまれ父の無人島生活、むつと腐女子仲間、むつのいない学園祭、再び無人島へ等が描かれました。
今回は日本へ戻った事もあり、サバイバル的な要素は少なく、ごく普通の日常が語られました。
サバイバルではリーダー的存在だったほまれですが、学校生活では引っ込み思案な一面を見せるなど、それぞれの別の一面が見えて読んでいて楽しかったです。
まとめ
女子校生四人による無人島サバイバル生活もこれにて完結。
思い返せば、様々な事がありましたが、最後まで四人は変わらず明るく最終巻もとても楽しかったです。
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