焼いてるふたり 5 モーニングKC
著:ハナツカシオリ
出版社:講談社
千尋(ちひろ)が自動車教習所で出会った女性、莉奈(りな)。
彼女に健太の職場の後輩、三船(みふね)との仲を取り持って欲しいと千尋は頼まれる。
莉奈の事を恋愛対象では無く、仲の良い幼馴染としか思っていない三船にどう売り込むか、千尋は頭を捻るが……。
あらすじ
協力して!
そう莉奈にお願いされたものの、どうすればいいか千尋にはアイデアは湧いてこなかった。
そんな千尋に莉奈はどうして結婚しようと思ったを尋ねる。
もっと一緒にいたい。
知らない部分を知りたい。
千尋の答えに莉奈は三船の知らない自分かと考え、ギャップ萌えという結論に至りすぐさまそれを実行した。
莉奈は千尋の口調を真似て三船に語り掛けるも、ただ戸惑いを返したのみ。
二人の計画に健太も加わり、彼らは千尋の先輩伏見や健太の友人の戸田にもアドバイスを求める。
伏見には千尋が浮気していると勘違いされたが、戸田からは別の男性の存在を匂わせ揺さぶりをかけろとのアイデアを貰えた。
早速、莉奈は三船とは別にいい感じになっている人いると話すが、三船は
「へー、よかったじゃん」
と全く動揺しなかった。
その後、莉奈はハイスぺだに~!?と架空の男性象を三船に語るが、原宿に住んでいて犬と猫を飼ってるという余りにボンヤリとした物だった。
それを聞いた三船は嘘を吐くにしても、もっと設定を考えてこいと一蹴した。
三船は最初から嘘だと気付いていた様だった。
そもそも、そんな人がいるなら毎日自分に告白してこないだろう、莉奈はアホだけど誠実だからと答えた三船に、莉奈は超~~~好き!!と抱きついた。
三船は今の所莉奈と付き合うつもりは無いようだが、仲は良さそうな二人を見て健太と千尋は微笑みを浮かべたのだった。
感想
今回は莉奈たちとのバーベキューでの一幕から始まり、お家で縁日、千尋の決意、サバサンド、莉奈とサイクリング、一緒に住んで気付く事、伏見と戸田とお家焼肉、感謝の手紙、衣替えとサンマの塩焼き等が収録されました。
今回はその中でも一緒に暮らし始めた事で気付いた、相手の行動で気になる事が印象に残りました。
千尋はクールで仕事の出来る印象でしたが、片付ける事が苦手な様子でゴミをテーブルに放置したり、通販で頼んだ物をそのままにしたりと健太的に気になる部分があるようでした。
私も健太と同様、片付いていない事が気になるタイプなので、エピソードを読んでいてすごく共感出来ました。
作中、二人はため込まずお互いの気になる行動を話合えた様で良かったです。
まとめ
次巻では健太が燻製に挑戦する模様。
何をスモークするのか、読むのが楽しみです。
この作品はコミックDAYSにて一部無料でお読みいただけます。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。