ふたりソロキャンプ 12 イブニングKC
著:出端祐大
出版社:講談社
新たなキャンプギアを物色するため、ショップを巡っていた厳(げん)は偶然自転車キャンパーの星崎結衣(ほしざき ゆい)と再会する。
結衣は今回もかなり強引に厳をカフェに誘い、自転車でのキャンプギアについて厳に尋ねる。
登場人物
草野(くさの)
結衣の会社の先輩、雫(しずく)の兄
茶髪ホクロの青年。
結衣に好意を抱いているようだ。
あらすじ
自転車でのキャンプに適したギア。
結衣は元カレに誘われ始めたらしく、結果結衣だけがハマりソロキャンプする様になったらしい。
その為、持っているギアはファミリー向けの物を流用してようだ。
更に最近自転車も楽しくなった事もあり、自転車×ソロキャンプというテーマでキャンプ用のギアの事を厳に聞きたいらしい。
自転車については門外漢だぞと前置きして厳は結衣の質問に答えた。
ファミリー仕様からソロで大きく変わるのがテント。
食卓となるテーブル、調理器具、食材を運ぶクーラー。
主に住と食が一人分で省スペース化が可能だ。
厳はテント、寝具、ライト、チェア、テーブル、調理器具と必要な物を上げていき、徒歩スタイルの自分と自転車キャンパーの違いを、移動そのものを楽しむ事だと語った。
厳の目的はキャンプであり、その行程は公共機関を利用したりと様々で移動は手段であり目的ではない。
だが結衣は自転車での移動自体も楽しみの筈だ。
であるなら、移動時のストレスはなるべく減らした方がいいだろう。
厳はそれを元に最低限装備UL系と言われる様な超軽量ギアの選別を結衣に提案した。
1キロを切る様なテント、軽量でコンパクトなバーナー。
登山用品の中から探せばいい物が見つかると思うと厳は語った。
もう一点アドバイスするならと厳は続ける。
食材と飲料。
これはキャンプをするなら必須ではあるが、自転車ではその重さがネックとなる。
軽量を目指すなら食材が近くで買えるキャンプ場を選ぶ事、飲料は割高だがキャンプ場で購入する事等、移動時になるべく軽量になるプランを提示してみせた。
真面目に答えてくれる厳に結衣は更に好感触を抱くのだった。
感想
今回は冒頭、厳による結衣への自転車ソロキャンプについてのアドバイスから始まり、ふたりソロキャンプに結衣参戦、雫による結衣へのキャンプ料理についてのアドバイス、雫の料理と結衣の提案等が描かれました。
今回はその中でも自転車キャンプでのギアについてが印象に残りました。
以前、バイクに乗っていた事もあり、厳が言った様に軽量なギアについては色々見て回りました。
バイクは自転車よりは楽ですが、それでも積める荷物は車とはまるで違います。
なるべく軽くてコンパクトな物、かさばらない寝袋やテント等、色々調べたなぁとエピソードを読んでいて当時を思い出しました。
まとめ
今回、二人の間に割って入った形の結衣。
彼女の存在が進展の少ない厳と雫の起爆剤となるのか。
雫の兄の存在は。次巻も読むのが楽しみです。
この作品はイブニング公式サイトにて第一話が無料でお読みいただけます。
作者の出端祐大さんのTwitterアカウントはこちら。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。