ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット 2 BLADE COMICS
原作:ホークマン
作画:メカルーツ
出版社:マッグガーデン
人類を猫に変えるウイルス、N・Nウイルス。
猫の可愛さに攻撃する事の出来ない人類は、なすすべもなくただ逃げ惑う事しか出来なかった。
登場人物
シゲタカ=グレント
内閣総理大臣
黒髪髯の濃ゆい顔のおじさん。
ネクタイは猫の足跡ガラ。
イチラン=アロウ
内閣官房猫好副長官
黒髪眼鏡の男性。
シゲアキ=ウインターズ
総理大臣秘書猫官
白髪のおじさん。
ヒトミ=キャトウ
禰古省自然環境局世界猫課課長補佐
黒髪そばかすの女性
ペットボトルやトゲトゲシート、水の噴射により猫の侵攻を食い止めようとした。
タダナカ=オジー
世界の猫を愛でる会会長
禿で髯のおじさん。
タケシ=ゴードン
統合幕僚猫大好長
短髪白髪のおじさん。
猫を傷付けるぐらいなら、死を選ぶ。
トモ=グランデ
猫部科学省振興局基礎研究振興課課長
黒髪オカッパの男
ソリ=ガードナー
筋肉隆々猫好SP
金髪グラサンマッチョ。
ムツキ=グローブ
国立猫尊大学大学院生物圏猫科学研究科准教授
眉毛が太い。
ヒノデ=サンライズ
猫集会研究機構管理官・猫昼寝安全政策審議官
タラコ唇眼鏡。
あらすじ
ヘリによる救助を考え、高所に向かう事にしたクヌギたち。
その為のキーマンとなるのは、猫アレルギーを持つカオルの友人ツツミだった。
クヌギは彼女にレーダーとなって貰う事で、猫を回避し高層ビルの屋上へ出る作戦を立案。早速、作戦を開始する。
ツツミのアレルギーで、猫がいない道を選び、順調に進んでいたクヌギたち。
しかし、救助ヘリの爆音で猫たちが暴走、猫の運動会状態となった事で身動きが取れなくなり、その暴走によって救助を待っていた多くの住民が犠牲となった。
更に救助を行っていたヘリもロープを猫が登り、パイロットにじゃれついた事で制御不能に陥り落下、爆発。
パイロットは猫を抱え辛くもヘリから脱出、猫共々、命は助かったものの、彼もまた猫になってしまった。
そんな混乱する状況の中、クヌギたちはダンボールに身を隠す事で何とか難を逃れたのだった。
感想
今回は冒頭、総理大臣たちの会議から始まり、救助ヘリ墜落、猫のディーバ、ツツミとの別れ、街からの脱出などが描かれました。
この巻では、クヌギたちはツツミをヘリに乗せ、クヌギ、カオル、タニシの三人で街を脱出する第一巻の一話に繋がり、マッチョのタニシは猫になってしまいました。
世界に希望は無いのか、人類は全員猫になってしまうのか。
そうなったら楽しそうだなぁ。
あと、冒頭で会議していた総理大臣とかは多分、全員、猫になったんじゃないかなぁ。
今回、作中で出た好きなセリフは総理大臣の
人を猫に変えるウイルスだと!?
そんなものがあったらいいが、あってたまるか……!!
です。
まとめ
凄く面白いんですが、状況がカオスすぎて感想もカオスな感じになってしまいました。
この巻のラスト、クヌギとカオルはツツミが避難した場所へと辿り着きます。
しかしそこは無人の廃墟となっていて……次巻、どんな展開になるのか、ツツミは無事なのか、先が楽しみです。
この作品はMAGCOMIにて一部無料でお読みいただけます。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。