漫画完結作品

バトルグラウンドワーカーズ 第八巻 あらすじ・感想

投稿日:2021年12月3日 更新日:

海
バトルグラウンドワーカーズ 8 ビッグコミック

著:竹良実
出版社:小学館

世界中に本物の亞害体が出現し、それは日本も例外では無かった。
何故、そんな事が起こったか。それは人類連合が隠していた事実に起因していた。

亞害体が出現するゲートの位置を固定化し、被害を一地域に限定する為の装置AT-AT。
その装置は当初の予定ではAT-ATが作られた人工島上空にゲートを集める筈だった。
しかし、装置のゲート収集能力は低く、ゲートの出現位置は半径二百キロと人が住む地域にまで及んだ。

これにより反発した原住民であるサファンとの戦争は始まった。
実はその開戦直後にはサファンは戦力を集中させAT-ATを占拠、停止させていたのだ。

これ以上の被害拡大を阻止する為、仁一朗(じんいちろう)達31小隊の面々は蘇芳島へ向かいサファンの過激派、黒鵲派(こくじゃくは)が占拠するAT-ATへと向かう事になった。

正体不明の怪物、亞害体と人類の戦いを描いた作品、その完結巻。

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あらすじ

黒鵲派からのAT-ATの奪還。
サファンの穏健派、ジラ達と共闘し仁一朗達はAT-ATのある人工島へと潜入した。

途中、黒鵲派の操る有人兵器に改造されたライズとの戦闘や、ジャミングによってライズの通信を遅延させる敵との戦いを経て、仁一朗達はAT-AT内部への潜入に成功する。

当然、AT-AT内には黒鵲派の仕掛けた罠や黒鵲派の操る有人兵器、クィムナが待ち受けていたが、ジラの攻撃、更に西(にし)と沼田(ぬまた)の援護によって仁一朗と能倉(よくら)は先に進んだ。

だがそこには人類連合によって父親を喪う事になった黒鵲派のエース、クダンが待ち構えていた。
AT-AT内は人間に有害な物質で満ちている。
クダンは黒鵲派を言葉によって説得しようと、武器を捨て歩み寄った仁一朗のライズをAT-ATの有害物質の漏洩もお構いなしに、防壁を破って襲撃。

腕と足を破壊した仁一朗のライズを人質に、クダンは能倉に最終決戦を望むのだった。

感想

今回は敵対していたサファンと手を組んでの黒鵲派からのAT-AT奪還と、人類連合が隠して来た不都合な真実の後始末の模様が描かれました。

今回はその中でも、最後まで悪役だった長官の与儀(よぎ)が印象に残りました。
与儀のおばちゃん、予定外の事が起きて少し焦ってたけど、最後までふてぶてしくて、やっぱ好きになれませんでした。
最後ぐらい謙虚になるとか、反省するとかしてもいいのにとか、読んでいて思いました。

まぁ、あのぐらいじゃないと色んな事を知りながら、仁一朗達に戦えとか言えないか……。

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まとめ

仁一朗達の纏めた報告書によって人類連合が蘇芳島の現地人、サファンに何をして来たのかが明らかになり、裁判が始まる事になりました。

大勢を助ける為なら誰かに犠牲を強いる事は正しいのか。
本当はその前提が間違っていて、正解は犠牲になる人々も助けられる道を探す事じゃないかな。

いつも誰かを救おうと道を模索していた仁一朗の姿に、そんな事を思いました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この作品は、ビッグコミックBROSで第一話が無料でお読みいただけます。
作者の竹内実さんのTwitterはこちら。

※イメージはpixabayのPublicDomainPicturesによる画像です。
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