葬送のフリーレン 6 少年サンデーコミックス
原作:山田鐘人
作画:アベツカサ
出版社:小学館
目的地である魂の眠る地(オレオール)へ向かう為に必要な資格である、一級魔法使いの試験を受ける事になったフリーレンと弟子のフェルン。
二次試験の内容は未踏破ダンジョン「零落の王墓」の最深部まで辿り着くというもの。
協力を拒み単独で挑もうとする者、一次試験のメンバーとパーティーを組む者等、それぞれがベストな状態を模索しつつダンジョンに挑む中、フリーレンは弟子のフェルン、試験担当官のゼンゼと共に迷宮に足を踏み入れた。
登場人物
水鏡の悪魔(シュピーゲル)
迷宮「零落の王墓」に巣食う神話時代の魔物。
迷宮に入り込んだ物の姿と能力、思考をコピーした分身を作り出す。
本体は弱い。
レルネン
第三次試験担当官
白髪髯の老魔法使い。
大陸魔法協会の創始者ゼーリエと担当官を交代した。
フリーレンが魔力を抑えている事に気付く。
あらすじ
二次試験はダンジョンの最下層まで辿り着けば合格。
今回は一次試験の様に組同士で争う事はなく、協力して攻略を進めててもペナルティは無い。
更に、瓶に封じ込められたゴーレムによって、危険を感じ瓶を割ればゴーレムが入り口まで連れて行ってくれると試験担当官のゼンゼは説明した。
だが、他の者を信じられない者は単独行を選ぶ者もいた。
そんな中、弟子のフェルンとダンジョンに潜ったフリーレンはかつて、勇者ヒンメルと幾多のダンジョンを攻略した経験から、ミミックに飲まれたりしながらも、危なげなく探索を進めていく。
また、他の受験者も罠でパーティーメンバーを減らしながら探索を進めていた。
その中の一つ、ヴィアベル、エーレ、シャルフの三人は何者かの襲撃を受ける。
三人を襲撃した者達。
その三体の人影はヴィアベル、エーレ、シャルフと瓜二つだった。
感想
今回は二次試験、ダンジョン踏破の様子がメインで描かれました。
自分と同じ能力、思考をし、癖迄一緒の影。
しかもその中には試験中は手助けも邪魔もしない筈の試験担当官ゼンゼの影もいて……。
今回もヒンメルとの思い出等、色々印象深いシーンがあったのですが、一番印象に残ったのは第三次試験の担当官、レルネンが作ったという脱出用のゴーレムでした。
あいつ、トラップ効かないし、ゼンゼの影の攻撃も止めてたし、魔法でも破壊出来なかった壁を走ってぶち抜いてたし……あいつが最強なんじゃね。と読んでいて思いました。
まとめ
この巻のラスト、大陸魔法協会の創始者ゼーリエが三次試験を行いました。
その結果を受けてフリーレンとフェルンはどうするのか。
次回も読むのが楽しみです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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