トシサン ~都市伝説特殊捜査本部第三課~ 3 イブニングKC
著:木村大介
出版社:講談社
都市伝説による被害を捜査・検証・解明する警察内の部署、都市伝説特殊捜査本部第三課の活躍をコミカルに描いた作品、第一部完結巻。
登場人物
夢を見る女
旦那と二人の子供と暮らす主婦
ショートカットの女性。
優しい旦那と息子と娘、生活も安定しており理想の家庭を築いているが、見知らぬ男を殺す夢を毎晩に見る事に悩み、その男を実際に見てしまった事で都市伝説特殊捜査本部第三課に相談に訪れた。
見知らぬ男
前述した主婦が殺す男。
夢の中で見るだけだったが、ある時から現実にも現れ始める。
テレビディレクター
明日の犠牲者という都市伝説について情報を求め、死郎と希美が会った男。
ワイシャツにセーターを羽織ったいかにもテレビマンな男。
各話あらすじ
夢の男
彼女は優しい夫と二人の子供の母親で誰もがうらやむ、理想的な家庭を築いていた。
そんな彼女の悩みは毎晩、見知らぬ男を殺す夢を見る事。
その事に不安を抱いていたある日、夢の男が目の前に現れた。
都市伝説では男に殺される夢を見た女が、その夢のおかげで助かり、男に夢だと殺せたのにと呟くという物があるが、彼女の場合は逆の様だ。
相談に訪れた警察でお茶を出した婦警がそんな話をしてくれた。
真実の門
都市伝説「真実の門」
とある廃墟の遊園地に真実の門と呼ばれる存在しない門が存在する。
その門の存在を知らない者の前にしか現れず、門をくぐると異世界へ飛ばされてしまうというのだ。
希美を連れず、個人的に追っているものだと単独で門の調査を行っていた死郎だったが、好奇心旺盛な希美は彼の後を追い廃墟の遊園地へと来てしまった。
コッソリと死郎の後をつけていた希美は突然現れた門をくぐってしまい……。
感想
今回はきさらぎ駅の最終話の他、夢の男、真実の門、そしてテレビ放送の終了後に流れる犠牲者の名前等が収録されました。
作品は今回で第一部終了なのですが、ラストの落ちが大好きな八尺様だったのでぜひとも第二部でやって欲しいです。
あと今回は死郎の死なない秘密も知れて楽しかったです。
都市伝説とはちょっと違うかもですが、コトリバコや猿夢なんかも取り上げて欲しいなぁと思いました。
まとめ
作品はこの巻で一旦完結。電子のみだったので気付くのが遅れましたが、ぜひとも売れて第二部を開始してほしいです。
この作品はコミックDAYSにて一部無料でお読みいただけます。
作者の木村大介さんのTwitterはこちら。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。