漫画

スーパーカブ コミカライズ版 6

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分かれ道
スーパーカブ コミカライズ版 6 角川コミックス・エース

漫画:蟹丹
原作:トネ・コーケン
出版社:KADOKAWA

小説スーパーカブのコミカライズ版第六巻。
冬が終わり季節は春、新学期となり小熊(こぐま)達は高校三年となっていました。
暑くも無く寒くもない、バイクには一番いい季節の筈ですがリトルカブを買った椎(しい)はカブでは登校しておらず、最近なぜか小熊達と距離をおいている様で……

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登場人物

恵庭慧海(えにわ えみ)
椎の妹
小柄で優しい椎とは対照的に不愛想で大柄なポニテ少女。
戦乱や災害に対する強い危機感を抱いており、サバイバルグッズを仕込んだベストを常に着ている。
フランスの外国人部隊への入隊を望んでいたが、女性は受け付けていないと知り強いショックを受けた。

あらすじ

最近、いつも一緒に昼食を取っていた椎が駐輪場に現れない。
購入したカブも通学に使っていない様だ。

どうしたのだろう。
いつもの様に駐輪場で弁当を食べつつ小熊が礼子(れいこ)に問えば、

「男でもできたんじゃない」

との答え。
思わず摘まんだおかずを取り落とした小熊に、椎に対しても結構失礼よねと呆れつつ、礼子は続けた。

恋愛方面に疎い小熊は気付いていなかったが、椎は結構モテるらしい。

「どうする? 椎から「会わせたい人がいるんです~」なんて言われたら」

礼子の問い掛けに小熊も礼子自身も「それは困る……」とその場面を想像し眉を寄せた。
そんな二人の下に話題の人物、椎が駆け寄ってくる。
礼子がお昼は? と問うと頬を染めて食べて来たとの返事。

これは……。

二人がやっぱり彼氏がと身構えていると、椎は二人にお願いがあると切り出した。

「会ってほしい人がいるんですけど、放課後、うちに来てくれますか?」

一瞬、固まった小熊と礼子は思わず顔を見合わせた。

感想

今回は椎の妹、慧海の登場から始まり、三年という事で小熊、礼子、椎の三人の進路の事が描かれました。

小熊は大学に進学する事を考え始め、椎は大学でイタリア語を学び、伊アリアンカフェを研究しているゼミに入ると具体的に夢であるバリスタへの道を決めていました。

そんな中、礼子だけが自分のしたい事を言葉に出来ず悩んでいました。
彼女のしたい事はカブで走り続ける事。しかしそれは進路と呼べるモノでは無く……。

作中、小熊はそんな礼子にやりたい事が分からないのは答えに繋がる「何か」を知らないから、それを見つける猶予を得る為、進路希望調査票に嘘でも建前でも何でも書けばいいとアドバイスを送ります。

やりたい事、したい事、十代の後半、確かに自分のしたい明確な何かは無かった気がします。
学生時代、勉強だけでなく、様々な職業について知る機会、そんな授業があってもいいのかなと何となく思いました。

まとめ

この巻で季節は初夏へと進みました。
次巻は小熊達の高校生最後の夏が描かれるのでしょうか。
夏、彼女達は何処へ行くのか、次も読むのが楽しみです。

この作品はComicWalkerにて一部無料でお読み頂けます。
原作のトネ・コーケンさんのアカウントはこちら
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小説のイラスト担当、博さんのアカウントはこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イメージはPixabayのPixourceによる画像です。
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