漫画

転がる姉弟(きょうだい) 2

投稿日:

潜水艦
転がる姉弟(きょうだい) 2 ヒーローズコミックス ふらっと

著:森つぶみ
出版社:小学館クリエイティブ

父の再婚によって突然、弟の出来た高校生の宇佐美みなと(うさみ みなと)。
その元気一杯でちょっとズレた弟の光志郎とみなとは家族になっていく。

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登場人物

作場(さくば)のじいちゃん
光志郎(こうしろう)の母方の祖父
いつもニコニコしている朗らかな男性。

作場(さくば)のばあちゃん
光志郎の母方の祖母
ふっくらした垂れ目の女性。
光志郎の父は母のミツコと光志郎が生まれてすぐ離婚した為、祖父母は光志郎にとって親代わり。

高崎マサト(たかさき まさと)
光志郎のクラスメイト、久瀬(くぜ)の母親の再婚相手
ロングヘアーで鬚のイケメン。
バツイチ子持ち。
指パッチンが超上手い。

高崎さとし(たかさき さとし)
マサトの息子
黒髪八重歯の五歳児。
可愛い。

ロボの兄
光志郎の友人ロボ(斎藤維一:さいとう いいち)の兄
金髪の14歳。
父子家庭という環境の所為か、イライラしている。

みなとの祖父
みなとの母方の祖父
白髪の頑固でひねくれものの爺さん。

あらすじ

その日みなとは少し緊張しながら光志郎と二人、駅に向かっていた。
その日は元々、家族全員で父と再婚したミツコさんの両親、つまりは光志郎の母方の祖父母の家へ行く予定だった。

しかし父友彦(ともひこ)、ミツコさん共に急な仕事が入り、祖父母宅行きは中止となった。
だが光志郎は諦める事が出来ず「ふたりで行くしかねぇか」とみなとを見つめた。

結局、光志郎と二人、みなとにとっては新しいおじいちゃんとおばあちゃんの家に向かう事となった。
以前、父とミツコさんも含め、一度四人で会っているがなんと呼べばいいかも迷う感じだ。

そもそも光志郎の事も面と向かって名前で呼んだ事も無い。
そんな不安を抱えつつもみなとは、光志郎と共に祖父母宅へ向かう電車に乗る。

電車に乗り、海を見ながらお菓子を食べた光志郎はいつの間にか眠っていた。
やがて電車は目的地である南真栄(みなみまさかえ)へと辿り着く。
みなとは降りなきゃと熟睡している光志郎を起こすが、激しく揺さぶっても彼は一向に起きない。

そうこうしているうちに電車は駅へと着いてしまった。
どうやっても起きない光志郎に頭を抱えたみなとは

「光志郎!!」

と彼の名前を叫ぶ。
みなとのその声で光志郎はパチリと目を覚ました。

感想

今回は冒頭、みなとと光志郎の二人で祖父母宅へ行くの他、久瀬のあたらしい父親、みなとの想い人田中ショウの来訪、ロボの家、みなとの祖父と光志郎などが収録されました。

今回はその中でもみなとの母方の祖父のエピソードが印象に残りました。
みなとの祖父は頑固で意地っ張りで素直になれない、頑固親父の典型の様な人物です。

彼の事を見ていると幼いころ拗ねてしまい、本当は欲しいのにいらないと意固地になっていた事を思い出しました。
なんというか、一旦、そのスタイルで行ってしまうと中々路線変更出来ない感じは何となく分かります。

しかし、そのまま笑いも無く終わってしまうのは何だか哀しい気がしました。
作中、光志郎から新しいじいちゃんと呼ばれた彼が、この巻の最後ページの様に二人の前でも優しく笑える日がくればいいなと思いました。

まとめ

ムスッとしていても、笑っていても同様に時間は流れ過ぎ去っていきます。
どうせ過ぎるなら笑っていたいな。今回はラストのエピソードを読んでいてそんな事を考えました。

こちらは公式サイトコミプレにて一部無料で閲覧いただけます。

作者の森つぶみさんのツイッターはこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イメージはPixabayのVicki Hamiltonによる画像です。
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